俳優の伊勢谷友介さんは2020年9月8日に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。この事件は依存性薬物の醜さ、下らなさを再確認させます。依存性薬物の下らないところは、自分が楽しいから使用するのではなく、他人の影響で使用し始めて、周囲にも依存性薬物を勧めることです。自分自身の幸福を追求する行為でなく、健全な嗜好になりません。
伊勢谷さんには依存性薬物使用者との接点があり、伊勢谷さんも周囲に薬物を勧めていたと報道されています(「“大麻逮捕”伊勢谷友介容疑者と沢尻エリカの共通点 京都のクラブは常連」日刊ゲンダイ2020年9月10日)。また、伊勢谷さんの住む東京都目黒区碑文谷に注目する芸能ジャーナリストもいます。
「伊勢谷容疑者は、現在の自宅に引っ越す前も碑文谷に住んでいました。昨年11月に麻薬取締法違反容疑で逮捕された沢尻エリカの自宅があったのも碑文谷でしたし、かねて違法薬物疑惑が取り沙汰されてきた大物芸人も住んでいました。碑文谷は中目黒や三宿、自由ケ丘など芸能人のプレイスポットが近く、隠れ家的な会員制バーなども多い。地元に密着した売人がいる可能性もあり、当局は特定の会員制バーを注視しているという情報もあります」(「大麻逮捕の伊勢谷友介容疑者 注目される「ナチュラリスト志向」と「碑文谷人脈」」AERA dot. 2020年9月10日)
依存性薬物には「類は友を呼ぶ」という言葉が悪い意味で該当します。沢尻エリカさんも槙原敬之さんも依存性薬物使用は同居人の悪影響が大きいと見られています。大麻汚染と言えば警察官も深刻です(林田力「若年層の大麻汚染は危険ドラッグが罪作り」ALIS 2020年8月3日)。
大阪府警堺署巡査や山形県警寒河江署巡査も知人から大麻を勧められたことが大麻使用のきっかけでした。堺署巡査は同僚警官にも大麻を勧めました。薬物関係者と接点を持つと不幸になります。薬物関係者と接点を持たないことが大切です。薬物関係者が会いたいと言ってきても会ってはなりません。
伊勢谷さんが以前から大麻に関連したツイートをしていることが明らかになっています。2012年2月には「大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ」とツイートしました(「伊勢谷容疑者 SNS荒れる…過去に「大麻で人生崩壊するのは難しい」と投稿」デイリースポーツ2020年9月9日)。伊勢谷さんは大麻で確実に人生崩壊することを自身で反証したことになります。
2014年10月8日には「今週はヘンプを食べて、学んじゃう会でしたが、盛り上がってました」とツイートしました。ヘンプは産業用大麻のことである。依存性薬物を宣伝する人物は現実に薬物の使用者であったり、売人であったりすることの例になります。そのような人物とは接点を持たないことが正解です。
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警察不祥事と薬物乱用