「"ただやる"をするためのトレーニング、聞いた音を言葉にしてみる。」イリイスト日記14日目 残り76日

今日も日光に当たるのを兼ねて散歩、その最中にブログ更新をする。

花粉がきついこの時期、健康とは一体何かと思いながらくしゃみと共に散歩をする。

ルーティンが自分を作ると思っている今日この頃、バイアス解除に役に立つのか、本日も三人称でイリイスト日記を書いていく。

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138歩。

スマホのヘルスケアの項目をみて目を疑った。

"彼"は睡眠時間や歩数をチェックしている。歩数は月平均5000歩以上(目標7500歩以上)、睡眠は7時間以上を目安としているようだ。

睡眠に関しては自分で時間と体調をみながら7時間~7時間30分くらいが一番すっきりするのと各種本でみても7~9時間の範囲はどれも目安として提案されている範囲なことからそこを目標にした。

そして歩数は2016年のこちらの論文を紹介している本があり、これを読み7500歩以上だと肥満の低下や睡眠の質がよくなっているようなので、これを参考にして意思決定をしたようだ。

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"彼”は特に先のことを考えていない。

考えていないといえば嘘になるかもしれないが、とにかく気にしていない。

しかし、今日の自分の一年後は今の自分と密接に結びついているようだ。

もし今日、だらりと過ごせば、何もせずに138歩の生活をしてみれば、一年後の自分のイメージは必ずすこし不健康にイメージを切り替えてしまう。

これによって、つねに未来と今がくっついている状態を作っているようだ。

この状態があるから「ただやるだけ」ということができるようになったのだと、"彼"自身は感じているみたいだ。

ただやれない人は、未来の自分がどこか知らない遠い人のような気がして、「悪い意味で今を生きてしまっている」と"彼"はそう考えている。

これは昨今の「今が未来より大切」というメッセージを伝わりやすいように行間を省いてだしたメッセージを、ユーザーがそのまま咀嚼せずに受け取ってしまったことに端を発しているかもしれないと"彼"は思っている。

それにより、だらりと運動もせずに甘いものを食べて動画をみる、というサイクルでも今を楽しんでいると解釈しまったのではないだろうか。

そういったメッセージを受け取りたい人の一番の課題は自分で考えないという問題であり、ここをなんとかしない限りは全ては猫に小判ではないとすら"彼"は思っている。

わかりやすい情報発信しているひとが悪いのではない、甘いお菓子も動画も悪くない。

ただ考えることができない状態で社会に出されることが問題なのではないか、"彼"はそう考えている。

自分で考える力、あるいは自習力、これらを鍛えることで世の中の全ての情報やメッセージはその人にとって良いものになるのではないか、"彼"はそんな仮説を考えた。

それで自分ができることは、音楽や演奏を通して感じたことを言語化することを勧めててみるのはどうだろうかと思い出している。

"彼"は、思考力を鍛えるのに自分の感じた感覚を言語化するのは自身の認知にも関わるのでとても良いトレーニングだと思っている。

音楽の和音を聞いてその移り変わりを聞いて、その感じたことを言語化してみる。

難しければまずは形容詞でやってみる、それすら難しければまずは「きれい」「楽しい」「悲しい」「明るい」「暗い」の５つからまずは試す。

そこから次は状態を表してみて言葉を増やす。「悲しくて歩いてみるみたい」など。

こういったやり方はシンプルで簡単な上に自分はこんなものが好きだと感じているのか、と自分の認知につながるので自身の生活に大きな変化をもたらすように感じている。

それはなにより"彼"自身がそうであった経験によるところも大きい。

明日はそんなことも含めて100年前のレコードを使って音楽の聴き方講座をやる予定みたいだ。

最近は小学六年生の音楽の教科書を使ってアート思考のトレーニング。「かねこジャズせんせの音楽の授業。」

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。見てるだけで音楽やジャズや文化が詳しくなる動画を投稿しています。
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毎日ジャズピアニストかねこ