BAD👎
納得と卵
朝食のささやかな贅沢コンビといえば納豆と卵ですね。
熱々のご飯の上にある姿を思い浮かべるだけでも食欲をそそります。
でも、この納豆と卵の食べ合わせには注意をしてください。
栄養が豊富な納豆には、ビオチンというビタミンの一種が含まれています。
ビオチンはアレルギー反応が起きたときに、体内で発生するヒスタミンを体外に排出し、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚炎の改善に効果があります。
また、タンパク質の生成にも関係しているビオチンは、皮膚を生成する細胞に働きかけて老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つともいわれています。
ところが、ビオチンの天敵が卵白に含まれるアビジンという成分。
一緒に摂るとビオチンの吸収を阻害する恐れがあるのです。
とくにアレルギー体質の人で、皮膚の健康で悩んでいる人は納豆に卵を入れて食べるときには、卵黄のみを入れるようにしましょう。
ちなみに、アビジンは熱を加えると、ビオチンへの影響は少なくなるため、生でなければOKです
GOOD👍
鶏肉とトマト
鶏肉といえば、美味しいだけでなく、低カロリー、高タンパク。
ダイエット中の女性や、アスリートなどに人気が高い食品です。
鶏肉にはカルシウムが豊富。この成分は骨や歯の構成要素として骨粗しょう症の予防だけでなく、からだの生理機能を調整し、イライラを鎮めるなど、心の安定を促す働きもあります。
ただこのカルシウム、体内に摂り入れにくいといった欠点が…。
そこでトマトの登場です。
トマトはリコピンなどが豊富に含まれていることで有名ですが、実はクエン酸もとくに多く含まれています。
クエン酸には、血糖値を抑え肥満を防ぎ、コレステロール値を下げて血液をサラサラにする効果シウムの吸収率を高める「キレート作用」があることにも注目!
「キレート作用」とは、トマトに含まれるクエン酸がカルシウムを包み込み、体内に吸収しやすい状態にしてくれることです。
もちろん、トマト以外のレモンなどのクエン酸にも同様に「キレート作用」があります。鶏肉にレモンもグッドな食べ合わせです^ ^b