飲み会のシーズンですが、今は家飲みですかね、、。
二日酔いまで行かなくても事前のケアで体調管理しておきましょう(^O^)!
二日酔いは、西洋医学ではアルコールによるものとしていますが、東洋医学では「水毒」の症状であると考えています。
例えば、ビールの約3%、日本酒の約8%は水分です。
お酒を飲むことで体内に余分な水分が入ってきたために、体が冷えて頭痛や腹痛などの痛みが起こります。
そこで、嘔吐や下痢、頻尿によって水を捨て、体を温めようとします。
これが、二日酔いのときに起こる一連の症状です。
飲酒で上昇する肝機能検査の数値の1つ「γ-GTP」は、アルコールをまったく飲まない人でも上がることがあります。
それは、お茶や水など水分をやたらととる人です。つまり、水毒によるものと考えれば説明がつきます。
したがって、発汗や利尿を促して胃を温めることが、二日酔いの特効薬となります。
おすすめの野菜
胃を温めて動きをよくする野菜や、水を吸収して利尿作用のある野菜をとる。
レンコン・サツマイモ・シソ・ハクサイ・ウメボシショウガ・カキ・ダイコン
梅干し
「三毒(食べ物・水・血の毒)を絶つ」といわれ、消化を促進する。乗り物酔いにもよい。
クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、ピクリン酸などの有機酸が豊富に含まれています。
消化促進や疲労回復、腐敗予防におすすめ。また、老化防止やがん抑制の作用も期待できます。
そのほか、カロテン、ビタミンB1・B2・Cも含まれています。
買うときのポイント……粒がそろったもの、塩だけか天然調味液で漬けたものを選びます。保存は常温でOK。
白菜
お酒の毒を消す働きがある。芯の部分に利尿作用のあるカリウムが多く含まれている。
●ニンジン・リンゴ・ハクサイのジュース
ニンジン2本、リンゴ1個、ハクサイ2枚をジューサーにかけて、ゆっくり飲む。
白菜
カリウムが豊富です。
特に芯の部分に多く含まれ、体内の余分な水分を出すのに役立ちます。
ビタミンCや、カルシウム、マグネシム、亜鉛などのミネラルも多く含まれています。
食物繊維が豊富で、胃腸の余分な熱を冷まして便通をよくする作用があります。
買うときのポイント……旬は11~2月。
葉がすき間なく詰まってフカフカしていないもの、切り口がみずみずしいものを選びます。
●食べるときのポイント……ぬか漬けやキムチなどの漬物にすると、乳酸菌の働きで整腸作用がアップします。
柿
カキの渋み成分は、タンニンというポリールです。
ンにはアルコール分解作用があるので、二日酔い防止や酔い覚ましにおすすめ。
そのほか、ビタミンCが豊富で、カロテンや食物繊維も含まれています。
また、葉は、実以上にビタミンCが豊富です。
煎じて飲むと高血圧、動脈硬化、痔の出血によいといわれています。
干しガキにすると体を冷やす作用がなくなるので、陰性体質の人も食べられます。
食物繊維やカロテンの量がアップし、体力を補ったり胃腸を丈夫にするなどの働きがあります。