BAD👎
玄米と牛乳
玄米は、健康によいというイメージがあります。
確かに玄米の胚芽や表皮にはフィチン酸という毒素の排出作用を持つ物質が豊富です。
フィチン酸は強力な抗酸化作用の働きで活性酸素の発生を抑制し、血中のコレステロールを低下させて、がんの予防、抑制を可能にするといわれています。
このフィチン酸は排出作用がかなり強力。
牛乳に含まれているカルシウムなどの必須ミネラル成分と強く結合するために、その吸収を阻害してしまうのです。
実際に玄米食を続けている人には、ミネラル欠乏症の人が少なくないようです。
ただし、かつてヒット商品となった「発芽玄米」なら大丈夫。
フィターゼという酵素の働きで、フィチン酸とミネラル成分を分解して独立させてくれるので、ミネラル欠乏症を改善できます。
フィチン酸を多く含む食品は玄れあ米のほかに、ゴマや枝豆があげられます。
カルシウムはもともと吸収されにくい栄養素なだけに、それを阻害するフィチン酸との食べ合わせには十分注意したほうがよ便秘で悩む女性に欠かせない栄養素といえば食物繊維。
GOOD👍
ゴボウとコンニャク
便秘で悩む女性に欠かせない栄養素といえば食物繊維。
中でも、ズバ抜けて食物繊維が豊富なのがゴボウとコンニャクです。
これらは、きんぴらゴボウや豚汁などの
カンタン料理で、たっぷりと食物繊維が摂れるのがいいですよね。
このふたつの食材、便秘解消だけでなく、糖尿病や高血圧予防にも効く天国の食べ合わせだってご存知ですか?
ゴボウに含まれる食物繊維イヌリンには、腎臓や肝臓の機能を活発にし、血糖値が上昇するのを防ぐ働きがあるといわれています。
コンニャクにはグルコマンナンという食物繊維が含まれ、血糖値を抑えたり、血中コレステロールを抑制する効果が期待できるのです。
また、これらには免疫力を増強する働きもあるので、ゴボウとコンニャクの食べ合わせを上手く活用すれば健康維持にも役立つというわけです!
なお、イヌリンは、ゴボウの中でも皮に近い部分に有効成分が多く含まれます。
調理する際は、きれいに洗ってそのまま使うか、包丁の背でそぐ程度にして活用する。