絶海の孤島「舳倉島」上陸のために、前日に前乗りし、
能登半島をドライブするものの天気が悪く、暇になってしまいました。
そこで見つけた「ねぶた温泉」にてゆっくりと時間を潰すことにしました。
「ねぶた」と言えば青森の代名詞。それがなぜここ能登半島に。
そもそも青森の「ねぶた」の由来も定かではないそうですが、
「ねむりながし」という行事の「ねむり」が
訛ったものだと考えられているそうです。
一方で、ねぶた温泉のホームページによると、
能登の「「ねぶた」は漢字で書くと「寝豚」。
「豚」というのは輪島の民謡で「猪」のこと。
昔、このあたりには傷ついた猪が何匹も寝そべっている水たまりがあったそうで、
そこを偶然通りかかった僧が村人に、
この地から湧き出る水で風呂を沸かしてみるよう勧めました。
それがねぶた温泉の始まりとのこと。
近くのバス停も「寝豚」になっており、「寝豚」という地名の土地もあるそうです。
また、能登半島の海沿いで日帰り入浴が出来る温泉もここだけとのこと。
朝9時から夜11時まで入浴可能で、料金は大人700円。
15時以降は800円になります。いざ、入ってみると肌がぬるぬるしてきます。
というのも、この温泉は全国的にも稀なPH10.5の強アルカリ性。
その良質は日本で5本の指に入るとも言われ、
「奇跡の湯」として、観光客のみならず、地元の方からも愛されています。
~続く~
旅と移住のブログ