縄文杉の帰り。来た道を4時間近く歩き続けなければなりません。
お世話になったご夫婦にお礼をいい、一人で戻ることにしました。
雷雨の中、休憩も寄り道もせず黙々と歩き続け、
無事登山口まで戻ってくることが出来ました。
水着を着てきて正解でした。傘は差していないので全身ずぶ濡れですが、
急ぎ足で歩いたことで体は温まり、それほど寒くはありません。
休憩所で、ある程度服が乾いてからバスに乗り込みます。
水着なので乾くのも早いです。バスに乗り、まだ明るいうちに宿に戻ってきました。
ネットのニュースを見ると、
屋久島に大雨の特別警報のようなものが発令されていました。
つまり、早朝のバスが出る時間は警報が出ていなかったものの、
その後は警報が出たという事で、
朝の登山口にいた多くの方はそのまま引き返したのでしょう。
それは道中の人も少ないわけです。
本当に危険な屋久島トレッキングを体験し、旅の5日目は終了しました。
旅の6日目。この日は朝から晴れています。
屋久島に上陸したとき以来の太陽です。
しかし、私は朝のフェリーはいびすかすに乗り屋久島をあとにします。
「どうして帰るときに晴れるんだ」というモヤモヤを抑えつつ、
遠ざかる島影を眺め、次の旅先へと向かいます。
~続く(517文字)~
旅と移住のブログ