外に出るともうそこは白銀の世界。標高1828mまで登ってきました。
今度はロープウェイで標高2300mまで登っていきます。
このロープウェイには、景観保護のため支柱が1本もありません。
うっすら雪化粧をした山々と、
上から見下ろす黒部ダムが織り成す景色は絶景そのもの。
まるで、いつかテレビで見たアルプスのようです。
そんな絶景に見とれているとあっという間に大観峰に到着です。
ここは断崖絶壁にせり出すようにして建てられているので、
外に出ることは出来ません。
ここからいよいよ、標高3015mの立山を貫通するトンネルを通り、
折り返し地点にあたる「室堂」へと向かいます。
最初に扇沢から乗った路線が
日本で唯一のトロリーバスだと思っていたのですが、
実はここから室堂までもトロリーバスに乗車します。
「ラストラン」という響きにつられて、
トロリーバスそのものが無くなるのかと思いきや、
電気バスに切り替わるのは扇沢~黒部ダム間のみだったのです。
つまり、車種は違いますが、今後はこの大観峰から室堂を結ぶ路線が
日本で唯一運行しているトロリーバスとなるようです。
乗車時間約10分で標高2450mの室堂に到着しました。
~続く~
旅と移住のブログ