【登って】新穂高温泉から北アルプス縦走 Day2

前日に先輩登山夫婦よりありがたいアドバイスをもらって。

Day2は、

双六小屋から双六岳、三俣蓮華岳を経由して三俣山荘まで行き、
そこでテント張って空荷で鷲羽、水晶を回って
黒部源流地点まで下って、登り返して三俣山荘に戻る

行程。

前日の疲れもあってやや不安w

が、今日は、前から行ってみたかった
双六の稜線歩きが美しいはず、楽しめるはず！

Day1はこちらから。

2019年9月14日　天気：快晴！

4時歩き出しを考えていたけど、、、テント撤収に時間を要してしまった。
やっぱり起床から朝食、テント撤収、トイレは、２時間ぐらい見てないとまだ完了できない。

AM4:52　

登山開始。まずは双六岳山頂を目指す。

あたりはうっすら明るくなりつつある。快晴の予感！

が、、、

カラダが重い、、、汗

スピードが上がらないので、稜線に出る前に、ご来光が近い。
この時間帯が凄く綺麗だった。
ちなみに風も殆どなく、フリースを着るぐらいで丁度良い気温。

槍ヶ岳も美しいシルエットを見せる。

そして、稜線に出ると。朝日に照らされた双六の稜線。
人も少なく、美しい！

振り返ると、双六の稜線の先に槍ヶ岳
そう！この絶景が見たかった！！！

AM6:09

双六岳登頂！

まだ、1時間しか歩いてないのにヘロヘロ感。
カミさんに心配される、、、汗

三俣蓮華の看板の指す方向。
右奥の山が水晶岳。今日はあそこまで行く予定。
遠いなぁ〜〜と言う感想w

奥のどっしりした山容は、薬師岳。
とすると手前の平らな部分が雲ノ平かな。

双六岳からの三俣蓮華岳までの稜線はこんな感じ。
気持ちイイ稜線歩きが楽しめる。
連休１日前から入ってるので、まだ人は少ない。可能であれば連休１日前に休暇をとって行動するのがBest。

ちなみに、双六岳、三俣蓮華岳間は雷鳥が多いらしい。
すれ違った人はたくさん見たと。僕らは出会えませんでしたw

AM7:34

三俣蓮華岳登頂！

歩いてきた稜線を振り返る。
右奥の尖った山容は、笠ヶ岳。
あそこは、コレまた遠いw

山頂から眼下を見下ろすと、三俣山荘が小さく見える。
その先の山は、これから向かう鷲羽岳。

改めて、広大な山域にいるんだなーって感じる瞬間。
どこまでも歩き続けるように山が繋がっている。どこまでも歩ける。
北アルプスの深遠にいるんだなと。

山頂から三俣山荘へは、くだり。
その後も、ハイマツの中を歩きながら三俣山荘へ。
前日より涼しいので、汗はほどほど、少しカラダも動くようになってきた。

そして、とーーーくに雲ノ平山荘が見えた！
奥は、薬師岳

ハイマツをくぐり抜けると、、、

AM8:23

三俣山荘到着。ここで、受付を済ませて、テント設営。
割と早い到着だったので、テント場は選び放題w

テント場のポールポジションにテントを張る。鷲羽岳ビューの絶好ポジション。

どこからでも槍ヶ岳が見える。

テント設営は、なんだかんだ1時間ほどかかってしまった。

AM9:24

鷲羽岳に向けて登山開始。
空荷になったので、軽い軽い！当たり前だけど、これはイイ！

途中振り返ると、ここまでの行程が全部見える。
小さいけど左に双六小屋が見える。
そこから双六岳、三俣蓮華岳、そして三俣山荘。

うーん。すげー歩いてきた気がしてきたw

途中の鷲羽池

ガレ場の登り。そんなに登りにくい訳ではないけど、急ではあるので落石に注意しながら。

AM10:34

鷲羽岳登頂！

何気に、ここまで、6時間行動。
流石に少し疲れが出てくる。ここから水晶を回るとテント場に戻るのはおそらく16時前。テントを既に張っているのでそのまま飯を作れるから、やや迷ったけど、水晶岳を目指すことに。

ちなみに、ここで行く、行かないでカミさんとプチ喧嘩w

まぁ、あるあるですw

この先もやや降ったり登り返したり、このアップダウンが地味に体力を奪われる。

AM11:17

ワリモ岳通過。

振り返ると鷲羽岳からの稜線

眼下を見ると、こんな感じ。
目の前の谷底は黒部川源流地点。そこから登った上の台地は雲ノ平に続く日本庭園かな。奥の山は、黒部五郎岳。左の白いのは三俣の雪渓かな。

ほんと色々見渡せる！すごい場所だ！！！（繰り返しw）

AM11:32

ワリモ北分岐地点。この先向かう水晶小屋への登山道。うーん。遠いなww

PM0:22

水晶小屋到着！ちょっとヘロヘロ。ここでプロティンバーを食べる。
あと小屋でサイダーを購入。リフレッシュ。
水晶小屋は、野口五郎方面？から上がってくる人もいるし賑わってました。

ちなみにプロティンバーはコレ。チョコ＆プロティンで美味しい。

野口五郎岳方面かなー。

遠くに黒部湖も見えます！すげーなー。すると、その左側は立山かー。

少し休憩してから水晶岳へ！
思った以上に岩場だし、足元脆いし、集中して登りました。

PM1:06

水晶岳登頂！ここで、やや雲が出てきた。ただすぐ晴れたけども。

そうそう、名前の通り、水晶がところかしこに。
白くキラキラしてるのが水晶かな。

PM1:53

水晶小屋に戻る。
ここで迷ったけど、、、
小屋の主人にお聞きすると、連休で売り切れるって、昨日入ってきたと、
なので、Tシャツ購入！初めて買いましたw

さて、我が家の三俣山荘テント場へ！

PM2:38

岩苔乗越到着！
体力復活で、結構早く降りてきた。

振り返ると、、、水晶岳、思った以上にイカツイ山だった。
緊張感持つ場所もあったし。

さて、ここから黒部川源流地点まで400mぐらい降って、150mぐらい登り返してゴール。

途中、水源があるので立ち寄ってみる。暑いから水浴びを。

湧き水地点、、、写真だとわかりにくいか、、汗

PM3:25

黒部川源流地点に到着！
うーん。くだり辛かった。鷲羽岳をピストンする形で帰る方がよかったのではないかという思いも。実際はこっちの方がタイム的には短い。

さぁー、
くだり切ったので、ここから登り返し！
大事だからもう１度言う！
登り返し！、、、涙

PM4:02

三俣山荘に到着！ただいま〜〜〜。いやー歩いた。疲れたw
でも、いくつもの絶景に出会えて大満足。
双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳。

途中遠くい見えた、黒部五郎岳、薬師岳もいつか行ってみたい。

登山時間：８時間５５分
休憩時間合計：２時間１４分
合計：１１時間９分

空荷であれば、これぐらいの行動も可能なのはわかった。
ただ、食事を取る時間が確保できなかったのは後半のエネルギー切れの原因だったかな。

アタックザックには、食料＆ガスも持っていたのでちゃんと食べるべきでしたね。行動食だけではやや足りず。

とりあえずビーール！お疲れ様ー！

さぁ！明日は、秘境、楽園、天国、、、、
雲ノ平へ！

Day3へ続く。