はじめまして。池田美優と申します。
女子高生(という設定)でやらしてもろてます。
先月からキモいオッサンに毎月金を払う生活をはじめました。
どういうことかと申しますと、
ご存知の方も多いかと思いますが「岡田斗司夫」というキモいオッサンのYou Tubeメンバーシップ会員になったというお話です。
このキモいオッサンの紹介というより、このキモいオッサンに金を払うことにした私の経緯を長々と書いていきます。
なんのためにもならない自分語りみたいなものです。
私はデスクワーカーなので(いきなりJK設定面倒くさくなってますが)常にイヤホンで何かを聞いています。
外を歩く時も、ゲームしてる時も、寝る時も、食事中も、他に耳を使う必要のない時間は常にイヤホンをしています。
耳を遊ばせている時間にストレスすら感じます。
聞くものは色々と試してきました。
ユーセンやラジオ、ポッドキャスト、AWA、SPOTIFY、落語、講談、Voicy、Clubhouseナドナド。
音楽でもその他の芸能でも学問でもニュースでも、とにかく耳を遊ばせておくことがストレスなので「入ってくるモノ」なら何でもいいと思ってます。
色々試しながらその時の自分にしっくりくるものを探してきましたが、ここ数年は専らYou Tubeです。
何故かはみなまで説明する必要もないと思いますが、今まで試してきたメディアの全てがここにあるのでもうこれでいいのです。
音楽だけ、トークだけのメディアにちょこちょこ金を払うならYou Tube Premier一本で私としてはなんら問題ないのです。
なんでもかんでも聞いてますが、特になにもコレと言って聞きたいものが思いつかない時は専ら宇宙や宗教、生物学の難しい話をチョイスしています。深い理由はありません。
しかし、こういうハナシは1ミリも身についていません。
特殊相対性理論のことなんかは色んな人が色んな角度から説明してくれているのを累計10000000回くらい聞いているはずですが、未だにひとつも理解できていません。
「ながら」だから身につかないのかとも思いましたが、必ずしもそういうわけではなさそうです。
お笑い芸人が話しているどうでもいいゴシップなどはきちんとインプットされているし、多少小難しい内容でも、私の敬愛する生物学者 福岡伸一先生のお話ならきちんと理解できているのです。
要は内容より話し方なんだなと思ったわけです。
内容に関しては、それがお笑い芸人の下らない日常であっても、生物学の話であっても関係ないので、どうやらわたしにとっては「話し方」というものがかなり重要なウェイトを占めているようです。
特殊相対性理論のことが身につかないのは単純に私の理解力が足りていないことに加え、相性のいい話し手に出会っていないからなのではないかと思いました。
思えば、あれだけ色んな人が話しているのを聞いてきたのに、そのことを話している人のことは一人も思い出せません。
よし。では話の上手い物理学者を探そうかと想ったのですが、
もう少しよくよく考えてみると、お笑い芸人と福岡先生の場合、客観的な評価として「話が上手い」のに加え、いずれも私が「敬愛している」という点も共通項として挙げられることに気が付きました。
であるならば、
嫌悪感を抱くような人物で、且つ客観的評価としてハナシが上手い人物ならどうか。
私が嫌悪感を抱く人物とはどんな人間かと考えた時、JKの私がまず思い浮かんだのが、デブ・オタク・オッサンは嫌いです。
というわけで、
デブでオタクな話の上手いオッサンをしばらく探し続けており、そんな中出会ったのが、冒頭の岡田斗司夫なわけです。
見てください。黒ギャルJKから見て、こんなにキモい経歴のオッサン他にいますか?
そこにきてこのビジュアル
もう完璧です。
最後は話の上手さですが、試しに動画一本聞いてみただけで最高だと感じました。
オタクなのでアニメやSFの紹介が多いのですが、この人はハナシが上手いだけでなく、オタク特有の執拗さでひとつのテーマを掘り下げに掘り下げます。
どのくらい執拗かというのが数字でわかりやすいコンテンツでいうと、ガンダム講座なるものがあります。
ガンダムのアニメを一話から順に紹介していくというもので、一回あたり90〜120分程度の続き物になってます。
現在も続いており、最新回は第114回となっております。
その第114回で紹介しているのは、機動戦士ガンダムの第35話です。
よく考えてみてくださいね?
第114回目で第35話の話をしているということは、アニメ一話を語るのに、一回一時間半から2時間の講演を4回弱使っているわけです。
30分のアニメの説明に400分前後かかっているわけです。
どれほど執拗に細かいところまで舐め回しているかおわかりいただけたでしょうか。
この他、アニメに限らず本や映画やおもちゃなど、岡田斗司夫が気に入ったものをジャンル問わず、なんでもかんでもこの執拗さで説明してくるわけです。
しかも、かなりの頻度で金曜ロードショーに合わせたコンテンツが配信されてきます。
私はまだ見てませんが、昨日の配信はコレ。
岡田斗司夫のハナシを聞くと、その映画がものすごく見たくなるので、これは有難いです。
一度見たことのある映画でも、岡田斗司夫の話を聞くともう一度見たくなるのです。
気がつくと私は夢中で岡田斗司夫のハナシばかり聞いていました。
あれ?
なんだあたしこんなキモいおっさんのハナシ聞いてんの?
と思い、シャレオツな81.3FMを聞いてみたりもしましたが、いつの間にかまたこのキモいオッサンのハナシを聞いている日々。
ダメダメ!こんなのあたしじゃない!
あたしは阿部寛とか北村一輝とか佐藤浩市みたいなイケメン俳優が好きなんだから!
バカバカ!
あ、あれ?
なんであたしこんなキモいオッサンに金払ってんの?