こんにちは、kyo asahina(@kyoplusplus)です。
広告の文言などで「あなたは間違っていません!」みたいなのを目にしたことはないでしょうか?
例えば……
中学から高校まで英語を勉強したのに、まるで英語が話せないのはあなたが間違っているわけじゃないのです!
のようなものです。見たことないでしょうか?
この後に続くのはたいていは、学校で英語の成績が悪くても文法を勉強しなくても聞き流しているだけで英語が話せてしまう教材のセールスです。
ここで使われているのはグランファルーンテクニックというソシャゲのような名前のテクニックです。
要は、共通の敵を作るということ。グランファルーンとは昔のアメリカの小説に出てくる人間の連帯を意味する言葉です。
上の例だと学校の英語教育が共通の敵で、セールスする側は見込み客と共に戦おうと連帯を呼びかけるわけです。
こうして、英語が苦手な人は購入のボタンをポチっと押してしまう流れです。
今回は英語を例に取りましたが、このテクニックは幅広く使われています。
低賃金で仕事が辛いサラリーマンに、「会社はあなたの自由を奪い搾取している。起業して我々の仲間になって自由になろう!〇〇起業塾の入会はこちら!」とか言う場合は共通の敵は会社ですね。
決して「その程度の仕事で安定収入貰えてるだけでありがたく思え!」とかは言わないのです。
正論を言うと嫌われることが多いのが世の中です。
さて。まだまだこうした例は見つかると思うので探してみると面白いのではないでしょうか?