長崎中華街の後は、亀山社中記念館へ。
坂本龍馬で有名な、亀山社中の建物を利用してる場所とのことでした。
タクシーを都合よく拾えたので、行き先を告げます。
車で行ける場所ではない、と運転手に言われました。
車で入れないとこにあるそう。
なので、近いとこで降ろしてもらえれば、というと、光源寺という光源氏とゆかりがあるような無いような寺の近くで降ろしてくれるそうでした。
で、降ろしてもらい「この階段を上ると行けます」との指示に従います。
そしてひたすら民家と墓地の間の細い階段を上る。
「本当にこの道であってるのか?」と思いつつも、この先に亀山社中記念館と看板があり従いました。
そしてそれらしい建物があったので中に入ります。
ガイドしてくれるというので、中の人にガイドしてもらいました。
坂本龍馬が使っていた、刀のレプリカや手紙などいろいろ展示してます。
山奥にある理由は、幕府から隠れるため、といった意味だそうです。
記念館を出たあと、龍馬の銅像がさらに上にあるので向かってみました。
公園を抜けて、さらに階段を上ると展望台があり、龍馬像があり、酒がお供えしていた。
晴れてることもあり、長崎市内の良い眺めが楽しめます。
そして戻ろうと思いつつも、道に迷ってしまいました。
とはいえ、適当に歩いていればまあ港側に着くだろうという気もします。
一人旅なので、そのへん適当にやれるのが良い。
で、もと来た階段に戻り、マップを見ると来たときより早く下に降りるルートがわかったので従いました。
途中で三毛猫がいて、見ているとこちらに来て撫でると膝に登ってきたりする。
帰ろうとすると前を遮ってもっと撫でろ、みたいに腹を見せてきたりするが、帰らないといけないのでここでお別れ。
階段を抜けると近くに路面電車駅があるのがわかったので、路面電車で長崎駅前に向かいました。
土産を見たあと、レモンステーキの店(博多たんや長崎店)で牛肉の料理を注文。レモンがかかってるのでさっぱりしてます。歩き疲れたので、ビールが美味かったですね。
再度土産屋を見て、部屋で食べる用の練り物やハトシを買い、コンビニでビールやアイスなど買って部屋に戻り、今日は終わり。
長崎も4日め、最終日。16:40の飛行機に乗って帰るので、あまり遠出はできない。
なのでとりあえずチェックアウトし、長崎観音があるお寺が近くにあるので見に行きました。
長崎観音は、巨大な銀色の亀に乗っています。亀は仏様の使いとのこと。また観音様が亀の寿命くらいの長きに渡って人を助け続ける、といった説明もありました。
その後は、長崎歴史文化博物館へ。
先程の寺の入口からさらに奥、駅から反対の方向に歩く。この辺、寺が多いですね。
博物館へ到着。入るとそこは2階。チケットをクレジットカードで買うには一階に行く必要があるのでそうします。
一階では茶道のお茶を淹れるイベントが開催してました。
展示物を見ます。中華街ができるに至った経緯とか、出島の歴史とか、いろいろ。
タモリさん発見の出土品もありました。
奉行所の歴史などもよくわかる展示でした。
企画展として、大シーボルト展が見応えがありました。
当時使われていた薬草なども展示。この時代は西洋医学でも積極的に薬草を使っていたのがわかります。
それぞれの薬草の匂いを試しに嗅いでみる、というコーナーも。シーボルト事件の話に関しても展示してました。
日本が好きすぎて、持ち出していけないもちだしたのか、本当にスパイ的なことをしようとしたのか、昔のこと過ぎて今はよくわからないよな、という感想ではあります。
あとシーボルトの遺髪もありました。これは貴重。
チケットには若い時の肖像画がある。この絵は格好いいが、晩年は写真が開発されたから写真が残ってて、まあそれなりのお爺さん。ハイジに出てくる髭生えたお爺さんのような雰囲気ですね。
というわけで博物館を後にします。
バスで長崎駅前から空港へ移動。
空港では長崎産の魚を使った寿司を食べました。
そのうちひとつ、押し寿司があって特に美味い。
飛行機に乗ります。予定より10分程早く到着。
新宿に着くと、やはり空気が汚い感じ。歩いてる人々も慌ただしい動き、といった感想が湧いてきました。
■まとめ
・長崎は函館っぽい雰囲気の街。教会があったり路面電車があったり、あと坂が多い。
小樽にも少し似てるが、小樽はそんなに教会は多くない。また小樽は路面電車も無い。
・地元の名物料理はガッツリ系が多い印象。
トルコライス、皿うどん、ちゃんぽん、とどれもボリュームありそう。
・軍艦島は上陸して見れるのは一部だけ。建物群がいつ崩れるかわからないので、次に来たら違う姿になってるかも。
・亀山社中記念館は山奥にあるのは現地に行って初めて知る。地図上は「港の近くか~」くらいだが行くのは大変なので、行こうと思ってる人は注意。
・出島は明治の頃周りを埋め立てられて、歴史の教科書に出てくるような形にはなっていない。今後の工事で周りを堀にして、教科書に出てくる扇形にしていくそう。
・猫が多い。
長崎シリーズもこれで終わり。最後までお読みくださり、誠にありがとうございました!
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