和歌山県の高野山にある金剛峯寺へ。
「南海電鉄の高野山・世界遺産きっぷ」というのを買い天下茶屋から出発。
この券は2日間有効の電車往復券とバス乗車券、いくつかの施設のサービス券、お土産割引券のセット。
電車から見た風景。山奥ですね。
極楽橋という駅についてケーブルカーに乗って、ケーブルカーで高野山駅へ。
さらにそこからバスに乗って、金剛峯寺がある場所まで移動します。
車酔いしそうな道路。
バス停がある「金剛峯寺前」で降ります。
着きました。これが歴史の教科書で見た金剛峯寺です。
門をくぐって入ってみます。
立派な建物ですね。
鐘楼(しょうろう)。県指定文化財とのこと。
「こうやくん」というキャラクターらしい。
庭園があります。
台所らしい。
こういう釜で炊くご飯は美味しそうですね。
蟠龍庭(ばんりゅうてい)と呼ばれる庭園。
2340平方メートルの国内最大級の石庭です。
お茶とお菓子をもらって休めるとこがありました。
曼荼羅があります。
ずっと見てると吸い込まれそうになりますね。
ということで金剛峯寺を見終わり。
少し歩くと根本大塔がありました。
青空の赤い建物が映えますね。
愛染堂です。愛染明王が祀られてる場所。
こちらは御影堂。
孔雀堂。孔雀明王像が中に見えました。
孔雀に乗っている仏様ですね。
こちらは准胝堂。
准胝観音が祀られています。
准胝観音はインドの神話で言うドゥルガーが起源だそう。
こちらの記事にある黒闇天も起源がドゥルガーということから、黒闇天も准胝観音も同じ神の違う側面を表してるのかもですね。
中に見えた准胝観音はまさにWikipediaで見た造形をしていました。
六角経蔵です。お経が納めてあります。
何が面白いって、基盤のあたりに取っ手が付いていて、押して回すことができるというギミックがあるんですね。
人間が取っ手を押して、ちょうどお堂を一周する形になれば、お経を一通り読んだと同じ功徳があるそうです。
マニ車が巨大になったようなものかもしれません。
なぜお経を回すという発想に至ったのかを考えると興味深いものがありますね。
そして中門(ちゅうもん)へ。四天王が見られます。
広目天。よく見る胸のあたりにセミのかざりがあります。
いかめしい顔をしながらセミのかざりをつけるとこがいいですね。
増長天。こちらはトンボが付いてます。
トンボはエミール・ガレのランプなどの作品でも使われてるようで、西洋でも縁起物だそう。
トンボは前にしか進まないから、「前進」といった意味合いがありやはり縁起物なわけですね。
持国天。剣を持ってる造形が多いですが、中国では琵琶を持った造形も見られるとか。
多聞天。
多聞天は毘沙門天の別名。
なぜだか四天王で毘沙門天だけ大人気な模様。
単体で祀られることも多く、七福神のメンバーにもなってますね。
ということで、大阪へ戻ります。
しかし、特急電車の本数は多いとは言えないので結構な待ち時間が発生します。
柿の葉寿司というのが売ってました。
どんなのか興味があり買ってみました。
ケーブルカーにのあります。標高867m地点から出発。
ケーブルカー終着。駅の周りの風景。
のどかですね。
帰りの電車。
さっき買った柿の葉寿司。
中身です。
これは美味しい。魚+酢の組み合わせは個人的に好みのマリアージュです。
魚が生臭くならないのは柿の葉のお陰かも。
柿の葉石鹸とかあるくらいですし。
ということで、今回は高野山へ行った話でした。
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