「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(207)
都立高入試に「スピーキングテスト」強行の危うさ 目前でESAT-J中止求めて反対意見が高まる訳
今年度から、都立高校の入試に活用がスタートする「中学校英語スピーキングテスト」(ESAT-J)の実施が目前に迫る中、受験生や保護者、専門家などから中止を求める声が日に日に高まっている。今は「東京の問題」と見ている人も多いかもしれないが、東京で今年度実施されたとなれば全国の自治体にも広がる可能性がある。なぜそんなに反対意見が相次いでいるのか、取材した。
このスピーキングテストは一企業にすぎない「ベネッセ」に丸投げされる。多額の税金がベネッセに渡る仕組みになっている。「ベネッセ」という社名を意図的に出していますよね。
生徒や保護者はその業者の教材をやった方が有利と思うように誘導している。都立高校の入試を利用して営業活動をしている。社名は出すべきではないと思う。大学共通テストの記述式問題の導入にも関係していた「ベネッセ」から都の教育委員会に利益供与が行われていると疑われる構図。
受験生も、保護者も、専門化も中止をもとめても強行しようとする教育委員会。何か恐ろしい気がする。日本はいつからこんな専制独裁国家のようになってしまったのだろう。おちぶれた国になったのが悲しい。そろそろ公務員天国に鉄槌を下すべき。
The speaking test will be administered by Benesse, which is only one company. A large amount of taxpayer money is going to Benesse. The company name "Benesse" is intentionally used.
Students and parents are led to believe that it is more advantageous to do the materials of that company. They are using the entrance examinations of metropolitan high schools to conduct their sales activities. I don't think the name of the company should be given. Benesse, which was involved in the introduction of the writing-type questions for the Common University Entrance Test, is suspected of providing benefits to the Tokyo Metropolitan Board of Education.
The board of education is trying to force through the test even though the students, their guardians, and the specialists have asked them to cancel the test. Something frightening is going on. When did Japan become such a tyrannical dictatorship? It is sad that we have become such a depressed country. It's time to bring down the hammer on this heaven of public servants.
高木繁美
「高木教育センター」塾長。名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。