5年ほど前に心原性脳塞栓症を発症しました。
発症時スペック:年齢55歳 身長174㎝ 体重72kg 血圧80~140程度
脳梗塞発症までに、色々な兆候がありそのたびに医者の診察を受けていたのですが、いずれも見当違いな治療を受けた末の発症でした。
私の様な事にならないため、脳梗塞発症までに私が経験した数々の前兆と、医者の適当な処置を列記していきます。
症状は長期間にわたって時々現れました。
下記の症状のうち、どれか当てはまるものがあれば脳梗塞の発症を疑ってみてくださいね。
また、不整脈による心原性脳梗塞の予防薬としては、医者は血液サラサラの薬を出します。
ただ、血液サラサラの薬には、バイアスピリン(抗血小板薬)とイグザレルトやワルファリンなどの(抗凝固薬)の2種類があります。
(ワルファリンは、昔から使われている薬で、薬価は安いですが、出血リスクが高く食事制限があります。)
現在では、心原性脳梗塞の予防には、バイアスピリン(抗血小板薬)は推奨されていませんので、健康診断で心房細動で要検診となりバイアスピリンを処方されている場合は、お医者様に確認してみましょう。
参考 お茶の水循環器内科が運営する循環器内科を中心とした医療情報サイト
症状1 右目眼底出血
レーザー治療による止血。
内科への精密検査紹介状。
症状2 内科で精密検査で心房細動(不整脈)の診断。
コーヒーの飲みすぎの一時的な症状と診断。治療無し。
症状3 定期健康診断で心房細動(不整脈)検出で、要検診。
循環器内科クリニックで、バイアスピリン(抗血小板薬)服用開始。
症状4 仕事中に頭痛発症し嘔吐。
クリニックで頭痛止めと吐き気止めの点滴投与。
ロキソニン(痛み止め)の服用。
症状5 夜中に立ち上がれないほどのめまい。
翌朝クリニック受診(めまい止めの点滴投与)
症状6 後日、出勤時ワイシャツのボタンがはめられない。
左手の指の力が入らない。紐が結べない状態。
症状7 パソコンのパスワード入力を頻繁に間違える。
押したつもりになっていたが左手の指の力が弱くキーが押されていなかった。
整形外科受診、レントゲンで首の頸椎が狭まっているとのことで首の牽引を行いビタミンB注射。
数か月通院で症状回復。
症状8 痛風発症。尿酸値が高いということで、クリニックでフェブリク(尿酸値を下げる薬)を処方 服用開始。
這ってソファー迄行ってソファーに腰かけたところで意識をなくす。
家族帰宅時に、顔の様子が変(左側が垂れ下がっている)なことに気が付いて、話かけるとモゴモゴというだけではっきり聞こえない。
家族が救急車を呼んで脳外科のある病院へ搬送される。
発症からの時間経過がはっきりしないが4時間ぐらいだろうとのことでt-pa療法開始。
ICUに一週間、救急病棟に2週間治療後、リハビリ病棟で数か月リハビリ。
家庭内で動き回れる程度まで回復しました。
現在は、抗凝固薬(イグザレルト15mg)を毎日服用。
以上の経過は、私の体験ですので、脳梗塞発症の全ての場合にあてはまる訳ではないと思います。
みなさんの健康に役立てば幸いです。