どうも、masatoです!
マイナンバー制度が本格稼働してからもうすぐ2年半が経つわけですが、今年1月からマイナンバーを預金口座と紐付ける「付番」が始まっているのはご存じでしょうか?
ちなみに、現段階でマイナンバーの提出は任意なので強制ではありません。
なぜマイナンバーと預金口座を紐付けるのかと言いますと、目的は2つあります。
まず、当局による調査の効率化です。
納税者の申告に誤りがないかと調べるために、金融機関にマイナンバーを示して預金者情報を提供してもらいます。脱税対策として税務調査の精度を高めるためにも付番は必要不可欠というわけです。
次にペイオフ対策です。
もしも銀行が破綻した場合、1人あたり元本1000万円と利息が保護されますが、その際に預金保険機構は預金者が同じ銀行に複数の口座を持っていないかを確認する必要があり、口座ごとに付番されていれば名寄せがしやすくなります。
付番により、社会保障制度において所得や資産を適正に把握でき、公平・適正に税務を執行されることが期待されています。
現在は金融機関でのマイナンバー提出は“任意”ですが、いずれ義務化となれば個人資産は丸裸になるでしょう。
ここまできて勘のいい人は気付いているかもしれませんが、仮想通貨は「取引所」を利用しない管理方法であれば、付番の効果はないと思われます。
例えばモバイルウォレットやハードウェアウォレット。
また、コインチェックやビットフライヤーなどの取引所を通さない「DEX」といった個人間での取引の場合も、個人と紐付けることはできませんので個人資産がバレることはないと思います。
(あくまで想定なので、気になる人は調べてみてください)
マイナンバーと預金口座の紐付ける制度(付番)はすでに開始していて、2021年までに義務化される予定です。
あくまで当局による調査の効率化・ペイオフ対策として利用されるものですので、普通に生活している範囲では影響はないと思われます。(悪いことしている人はヤバいですねw)
みなさんは、付番についてどう思いますか?
参照:預貯金口座への付番について
【ALIS一覧】→https://alis.to/users/masa2ss
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