先週タイのチェンマイに旅行してきたのですが、なんとあのelm13さんとそのお友達と一緒に、一日観光させて頂きました!!
僕がelm13さんのチェンマイ記事に書いたコメントなどを覚えていてくれて、僕が行ってみたいといっていたチェンダオ洞窟(Chiang Dao Cave)に連れて行ってもらったり、、、
チェンダオネスト2(Chiang Dao Nest 2)という、え、ここ天国なの?という素敵すぎるロケーションのレストランに連れて行ってもらったり、、、
他にも色んなところに連れていってもらって、丸一日ヘトヘトになるまでチェンマイを満喫し、僕は多幸感に満ち溢れ、なんなのこの優しい世界線...こんなに親切にされているのだから、最後はぐるぐる巻きにされて奴隷商人に売られても仕方がないな、、、って途中で奴隷船に乗る覚悟までしていました。そんな楽しすぎる旅の中、特に僕の中で印象深かったのがこのワット・トゥンルアン(Wat Tunglaung)というお寺です。
ここはタイの伝説的なお坊さんのミイラがあり、それをみれる本堂があるのです。少し郊外の自然豊かな場所に唐突にドーンと出現して、中に入るととても厳かな雰囲気のあるお寺でした。犬が気持ちよさそうにお昼寝しています。
本堂に入ると、なぜかお目当てだったミイラがなくてお寺の方に聞くと、今は別の場所に大切に保管されているとのこと。そしてそこは特別な場所なので、お坊さんと一緒でないと入れないとのことでした。
そこでなんと、elm13さんのお友達のことをお寺の方が覚えていてくれたようで、お坊さんと交渉してくれて呼んで頂き、ミイラのところへ連れていってもらいました。
ミイラはかなり生々しくて、とてもオーラがありました。そして、来て頂いたお坊さんの笑顔が素敵すぎて、なんかヤバい人きちゃった、、、と思いながらその優しい佇まいと素敵なオーラを放つお坊さんに少しみとれていたら、ぱっと後ろみるとそのお坊さん出てきた瞬間にお寺で昼寝してた犬が全員起きてきて、お坊さんの周りを嬉しそうにくるくる尻尾を振って集まってきました。その犬の数の多さに一瞬爆笑したのですが、そのあとすぐ犬たちに対して、その気持ちなんかわかるよ!僕にもなつかせて欲しいもの。犬達に凄く共感をしてしまいました。
問答無用で犬と僕を一瞬でなつかせたその素敵なお坊さんに、犬たちがわさわさ集まってくるあの感じは、ほぼ実写版のブッダでした。餌が欲しいとか、そういう感じじゃなくて、本当にただただ、なついてる。そして少しばかりのお布施をさせて頂き、お祈りもして頂きました。最後の別れ際に、喉乾いてるでしょ?水持ってくるからちょっと待ってて、といって、僕たちのためにミネラルウォーターを人数分素敵な笑顔で持ってきてくれました。水をとりにいくお坊さんを追いかけるワンコ達。
"徳を積む"ということがどういうことなのか、そのお坊さんの佇まいや所作から、ほんの少しですが学ばせて頂けた気持ちになりました。これは、お坊さんにだけでなくて、何者でもない知らんおっさんの僕にとても親切にしてくれた、elm13さんとそのお友達に対しても同じことを感じました。無条件に徳を積まれると、なついてしまい、楽しい気持ちになることができる。そして、今度は自分が、、、って思うことで、楽しく人生が送れるのかもしれないです。素敵な人々と出会う導線を生み出してくれた、ALISには本当に感謝しています。