ニュースを眺めていると、このaiboの記事を目にして、こういう見守り機能とかって誰が求めてるんだろう、、、と、ふと考え込んでしまいました。
”パトロールの時間と見つけたい人を指定して、時間になると、aiboが「犬のおまわりさん」を"歌いながら"(音楽を流しながら)散歩をはじめます。そして探している人を見つけると、敬礼のしぐさをして「ワン」と鳴きます。”
ターゲットは小さな乳幼児のお留守番の見守り、というよりは恐らく一人暮らしをしている高齢者の親が心配という、子供世代に向けてのものなのかなぁと推測をしてしまいます。でも、これ月額1500円もするそうです。セコムのホームセキュリティ機能との連携は今後検討とのことなので、セコム代は含まれていなくてこの値段ということですね。この前、親が月額400円のAmazonプライムに加入するかどうかをめちゃくちゃ悩んだあげく、Amazonプライムはコスパがやばいから加入することをようやく決意した70代の僕の両親が聞いたら、随分つまらない高額なサービスだなぁと感じるような気がします。両親はすでに、スマートスピーカーのAmazon Echoも使いこなしているので、本当に見守りが必要になったら安価なカメラと組み合わせて見守りシステムは構築したいと考えています。
でも、そもそも高齢者ってこういうあからさまな見守りサービス、みたいなもの自体そんなに求めていないような気がしているんです。どちらかというと今高齢者たちに圧倒的に足りていないことって、遊び、生きがい、自己実現、緩いコミュニティ、みたいなものだと思っています。