だいぶ、調べるのに慣れてきました(笑
炎のイメージを大胆に表現
大原 薫 OHARA, kaoru 日本・滋賀 / Japan, Shiga 1939- 甲賀市指定無形文化財技術保持者
釉薬や絵付けなど多彩な表現手法で、豊かな信楽 の自然などを表現している作家です。彼の作陶に認 められる特性は、櫛描きや叩きに釉薬若しくはイッチ ンなどを組み合わせた仕事にあるといえるでしょう。豪快な叩き目と色鮮やかな深紅の色彩がつく りだす存在感と衝撃。そこには、華やかな美しさや エネルギーなど、炎がもつ幅広いイメージがダイナ ミックに表現されています。
信楽焼(しがらきやき)は、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、日本六古窯のひとつに数えられる。一般には狸の置物が著名であるが、後述のように多様な発展を遂げている。
信楽は、付近の丘陵から良質の陶土がでる土地柄である[1]。長い歴史と文化に支えられ、伝統的な技術によって今日に伝えられて、日本六古窯のひとつに数えられている。信楽特有の土味を発揮して、登窯、窖窯の焼成によって得られる温かみのある火色(緋色)の発色と自然釉によるビードロ釉と焦げの味わいに特色づけられ、土と炎が織りなす芸術として“わび・さび”の趣を今に伝えている。信楽の土は、耐火性に富み、可塑性とともに腰が強いといわれ、「大物づくり」に適し、かつ「小物づくり」においても細工しやすい粘性であり、多種多様のバラエティーに富んだ信楽焼が開発されている。
信楽は、奈良、山城などの畿内と東海地方とを結ぶ交通路でもあり、茶湯の中核として発展した京、奈良に近いことから、後に茶陶信楽焼が発展した大きな要因と考えられている。また、焼き物に良好な陶土が豊富にあり、陶工たちにとっても理想郷だったといえる。
鎌倉時代後期、常滑焼の技術が伝わり[2]、窖窯(あながま)によって壺、甕、擂鉢などの焼き物づくりが始められ、日本独自の陶器産地としての歴史が展開してきた。・・・・・・・・・
美しい花瓶です^^