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ミスガイ Hydatina physis (Linnaeus, 1758)
日中よりも夜の方が良く見られます。夜行性っぽいところがありそうです。結構な勢いで砂に潜っちゃったりしますよ。三浦半島では準定番ですね。三浦半島以南~沖縄や熱帯域でも確認されています。大きさは、他のウミウシよりも大きく40~50mm位。
ウミウシは進化の過程でマキガイを脱ぎ捨てているのですが、この種はまだ貝の名残を残しています。
貝殻の中に収納しきれない身体の軟体部分はフリル状で周縁は青白色で蛍光を発します。フリルの感じや蛍光色は夜の磯でライトを当てるとハッとするほど美しいです。
正面顔のショット 小さなホクロのような点が二つありますね。コレが「眼」です。
三浦半島では見られません。南方系にウミウシです。南西諸島、フィリピン、インドネシア、タイ、国内では奄美、沖縄で観察報告があります。大きさは30mm位です。