ビトにゃん散歩で、よくこの神社の前を通るのですが、今日は、きっちり参拝してきました。何度も来ているのですが、ちゃんと境内を散策していなかったのでしたー。
阿佐ヶ谷神明宮
右は神楽殿
境内社の天神社
こちらは境内社の猿田彦神社
参道は、第一鳥居から真っすぐ北へ進むのではなく少しカーブしていたりします。
本宮と絵馬&おみくじの結び場
拝殿より
本殿
寛政12年(1800年)に著された『江戸名所図絵』によると、日本武尊が東征の帰途阿佐谷の地で休息し、後に尊の武功を慕った村人が旧社地(お伊勢の森と称される現在の阿佐谷北5丁目一帯)に一社を設けたのが当宮の始まりといわれております。 建久年間(1190~1198年)には土豪横井兵部(一説には横川兵部)が伊勢神宮に参拝したおり、神の霊示を受け、宮川の霊石を持ち帰り神明宮に安置したと伝えられ、この霊石は今も御神体として御本殿の奥深く鎮っております。 江戸時代から庶民の信仰が篤く、その一端を示す「内藤新宿仲下旅籠中仲下茶屋中」の文字が刻まれた文政十一年(1828年)の銅製の三本御幣が奉納されています。
阿佐ヶ谷について
地名の由来は桃園川の浅い谷地であった事に由来しているとされ、中世には阿佐ヶ谷氏と呼ばれる一族が支配した阿佐ヶ谷村と呼ばれていました。
大正時代の関東大震災後から昭和にかけて都心や下町から井伏鱒二をはじめ、与謝野晶子、太宰治、青柳瑞穂、伊馬春部、三好達治、火野葦平、徳川夢声など文人が住み、阿佐ケ谷文士村と言われました。今でも書店・古書店が多く文化の高い町であります。