2021.4.11 2012年以来、4度目の参拝です。
この神社は、「だいたけさん ながとじんじゃ」と読みます。
御祭神
■大山祇神(おおやまつみのかみ)
霊峰富士の神 木花開耶姫の父神に坐し開運福徳の神と尊崇する
■大雷神(おおいかずちのかみ)
稲妻が稲を孕ませ五穀豊穣の御利益があるとされる
■高龗神(たかおかみのかみ)
水神信仰と知られるが、当社では薬仙の神と崇める
ヒトリシズカ が咲いていました。
まだ、ヤマザクラも咲き残っていました。
個性的な狛犬^^ 奥は参道途中に鎮座する「薬王神社」
参拝駐車場から、徒歩で20分(1キロ位)ほど緩やかかな参道登りです。
随神門
門の両側には道案内役として、天狗とカラス天狗が建てられています。
境内
拝殿
《天狗》
当神社では天狗は神様のお使いです。恐い顔のイメージを持たれる天狗ですが、穏やかな表情をしており、参拝者を温かく迎えてくださいます。
また神通力を持つ羽団扇(はうちわ)は願望を成就へ導くと云われています。
拝殿内部
お祓いをしてもらいましたよ。
龍が解りますか?
今回は、本殿まで行きませんでしたが、本殿がスゴイんです。
2012.11に参った時の本殿
ちょっとした鎖場のような山を登ると、本殿があります。(拝殿から砂防ダム脇を通り・・ちょっと解り難いです。行かれる方は、宮司さんに詳しく聞いてください)
大嶽山那賀都神社は、養老元年(717)に国師(司)ヶ岳天狗尾根(奥宮)から遷座されたと伝えられ、江戸時代から昭和初期にかけては、各地に遥拝所や祭祀碑がつくられるなど広く講社が組織された大嶽山信仰の中心として栄えました。本殿は明治8年に竣工。七賢人など無数の彫刻は、伊豆の彫刻師石田半兵衛の子、福田俊秀によるもの。生涯をこの彫刻に捧げられました。
約60年前まで、拝殿は女人堂(下拝殿)と称し、そこから上のこの本殿は女人禁制とされていたそうです。市指定有形文化財という事でコンクリート枠ガラス張りに守られていました。
人皇十二代景行天皇の御代、日本武尊東夷御征定の砌、甲武信の国境を越えさせ給う時神助を蒙り、神恩奉謝の印として国司ヶ岳の天狗尾根(2436M)に佩剣を留め置き三神を斎き祀る。(現・奥宮)
++++++++++++++++++++
以前、参った時の手記
ご一緒にお茶をしていたカップルが、「神棚がないのですが御札はどこに置けばよいですか?」の質問に対して、方角、置き方の説明に加えて、次のような言葉をかけられておられました。
この緑豊かな素晴らしい空気・空間の参道を歩かれて、身も心もその気持ちよさに洗われます。 ご自宅で御札に向かってお参りされるときに、その事を思い出しながら祈願されてください。御札は、この神社の分身です。
ちょっと言葉は定かではありませんが、上記のようなニュアンスの事を仰っておられました。私的に思うに、駐車場にクルマを止めて、緑の匂いと川のせせらぎに耳を澄ましながら、1km、20分ほどの緩やかな山道を歩いていく・・・。その空間や空気、時間の流れの中で、都会の喧騒を離れ、身も心も本来独自の状態へと返っていく。硬直した体も精神も解けていく。そのとき、細胞の一つ一つが活力を取り戻すかもしれない。そして、宮司さんの祝詞を聴き、太鼓の音に身体の隅々までが振動し、自身の本来あるべき姿へ戻り、さらには生命力が増し、自然治癒力さえも増していく。いわば「心身を開く」空間・空気・体験なのかもしれませんね。それが、子授けや病気治癒に繋がっていくのではないかと思いました。
++++++++++archives++++++++++
★「神社参拝リスト」
参拝した神社の投稿まとめです。
+++++シリーズ投稿の分類一覧 by matol+++++
・「シリーズ投稿の分類」一覧まとめ
・「HUAWEI P30 Pro」スマホHUAWEI P30 Proで撮った投稿まとめ
・「神社参拝リスト」参拝した神社の投稿まとめ
・「還暦過ぎのオヤジのつぶやき」日々のつぶやきのまとめ
・「ウミウシ」いままで出逢ったウミウシの紹介投稿まとめ
・「鳥(トリ)」 いままで出逢った鳥(トリ)の紹介投稿まとめ
・「植物探訪」いままで出逢った「植物」の紹介投稿まとめ
・「古物たちのお勉強」の紹介投稿まとめ
・「旅行記」今まで行った旅行記のまとめ
・「古物商に関するあれこれ」~まとめです
・「神社の基本知識をご紹介」「神社」に関して掘り下げて投稿
・[ネコの住むビトにゃん村] x[ALiS経済圏]/私的構想 私的な構想の妄想まとめ