今回は仮想通貨(暗号資産)のV-ID(ブイ・アイディー)を取り上げてみたいと思います!
コイン名はVIDTとなります。
2018年ICO組、デジタル文章の検証プラットフォームで、エアバス関連社をはじめ、有料での利用企業も続々と増えているようです。また、技術的にはLTOやDigiByteなどともつながりが深かったりと興味深い銘柄となっているようですよ😺
それでは早速見てみましょ~♬
★概要
★特徴
★プロダクト、トークン使途、ユースケース、料金
★値動き
★主要開発者、パートナー、ロードマップ
★まとめ
★各種リンク
オランダ発のデジタル文書の検証プラットフォーム。
V-IDは、ブロックチェーン技術を使用してドキュメントを検証することにより、不正使用を防止し、価値を付加するのに役立つように構築されたサービスです。すべてのデジタル資産を安全に認証および保護することがV-IDの使命であるため、詐欺や不正がデジタル化における社会の革新を妨げることはもうありません。Airbus Defense&Space、Krohne、JWC Superyachtsなどの顧客とともに、教育、医療、法務、研究、技術など、さまざまな分野で事業を展開しています。
通貨名:V-ID
ティッカー:VIDT
総合供給量:63,141,846 VIDT
循環供給量:28,419,326 VIDT
プラットフォーム:イーサリアム
マイニング:-
ICO価格:1 VIDT = 0.4USD ※
ICO開始日:2018/10/15
ICO終了日:2018/12/20
取引所:Hotbit、IDEX、LATOKEN
公式ウェブサイト:https://about.v-id.org/
公式ツイッター:https://twitter.com/v_id_blockchain
ホワイトペッパー:https://token.v-id.org/page/v-id-business-white-paper.php
※ICOでは340万ドル(ハードキャップ800万ドル)を集めたという情報もあるようでうす(参照:ICO Bench)。
トークンディストリビューション
●プライベートセール 12.00%
●トークンセール 50.00%
●検証(バリデーション) 25.00%
●チーム 3.00%
●アドバイザー 2.00%
●バウンティ/エアドロップ 8.00%
▼公式紹介動画
✅簡単なファイル保護
✅指紋(フィンガープリント)を利用したデジタル認証
✅APIを使用したスムーズな実装
などを特徴としたデジタルアセットの認証/保護が特徴となっています。
(関連)V-ID’s file validation process explained
デジタル文章を検証するためにすでに専用のサイトを立ち上げているようです。
▶バリデーションターミナル:https://www.v-id.org/
▶バリデーションポータル:https://validation.v-id.org/
▶開発者向けポータル:https://www.v-id.io/
V-IDの検証プロセスでは、ファイルのフィンガープリント(指紋)を抽出してそれらをブロックチェーンに保存します。ファイルが1バイト、1ピクセル、1文字、またはそれ以外のもので変更された場合、フィンガープリントは変更され、V-IDはそれを100%検出します。
企業がKYCを済ませるとウォレットが与えられます。そして、そのウォレットを使った検証を可能にするのが、V-IDトークン(VIDT)です。V-IDは、VIDTの残高をもつ発行組織にウォレットをアポイントします。
組織がファイルを検証するたびに、すべての必要な詳細(ファイルタイプ、検証場所、タイムスタンプ、ID)を記録するVIDTトランザクションが行われます。トランザクションで使用されたVIDTトークンは、組織のウォレットから減額されます。
そして使用されたVIDTトークンは80%がメインウォレットに戻され(そのうち10%が市場でのVIDTトークンバイバック)、20%がバーンされます。
(参考)VIDT and V-ID’s tokenomics
・教育
V-IDによって卒業証書が保護され、5秒以内に誰でも卒業証書の信頼性を確認できます。この分野も卒業履歴の詐称などのリスクにさらされている分野となります。
➡ソリューションとして、卒業証書を保護するために、ファイルの固有の指紋を抽出し、それをブロックチェーンに格納します。検証済みの印刷された証書を保護するために、QRコードが追加されます。
➡また、当該デジタルファイルは自由にコピーすることが可能で、電子メールなどで送信することも可能です。受信者はV-ID.orgの検証ターミナルにファイルを送信すると、5秒以内に内容を検証できます。
・ファイナンス(金融)
請求書による詐欺は、世界中の企業に毎年数十億ドルの損害を与えています。この問題に取り組むためV-ID検証では、請求書が正しいかを固有の指紋で検証します。
検証されていない請求書は正しくないデジタル指紋を持つことになるため、V-IDは常にそれが未検証のファイルであることを検出します。検証にかかる時間は5秒です。
・法務
社会のデジタル化は、新しく高度なデジタル詐欺リスクを伴います。法務部門では、V-IDによって文書が保護され、5秒以内に誰でも文書の信頼性を確認できます。
指紋技術とブロックチェーン技術を使って法的な文書を簡単に公証することで、文章の検証時間が大幅に軽減されます。
スタンダード(標準)、プラス、エンタープライズ(企業)向けの3つの料金プランを用意しており、それぞれの用途に応じて価格を設定しているようです。
2018年という資金が集まりづらい時にICOを行い、ようやく値動き的にも報われてきたイメージでしょうか。
時価総額は確認時点で約7.1億円となっております。
Wico van Helden(ウィコ・ヴァン・ヘルデン)氏…25年以上の管理経験、Seagull Software(2005年新規株式公開、2008年Rocketに売却)
Marnix van den Berg(マルニック・ファン・デン・ベルク)氏…プロジェクト調整、インタラクションデザインおよびユーザーエクスペリエンスにおける15年以上の経験
元American ExpressのCTOを務めていたChris Robinson(クリス・ロビンソン)氏がアドバイザーに加わったという情報も❢
(参考:Chris Robinson, ex-CTO American Express, joins V-ID advisory board)
エアバスA400Mの開発・製造を行うエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(Airbus Defence & Space)社、Krohne、JWC Superyachtsを筆頭に、多くの組織に導入されている実績があるようです。
技術面でのパートナーとしてはCMS(法務・税務)、LTO Network(ALIS内銘柄説明記事リンク)、Axveco(ブロックチェーンスペシャリスト)、DigiByteなどと共同して開発を進めています!
パートナーでありワークフロー開発を行うLTO Networkに関しては特別に動画を公開しているようですね♬
(関連して、プロトコルを利用しているDigibyteとの関係を記載した記事)Digital file security boosted by V-ID and DigiByte: Real world adoption of blockchain technology
2017年第1四半期 V-ID立ち上げ
2017年第2四半期 プロトタイプ、作業用プロトタイプV-IDターミナル
2017年第3四半期 ユーザーテスト、最初のV-IDβユーザーと侵入テスト
2017年第4四半期 イノベーター、V-IDの最初のリアルユーザー
2018年第1四半期 LIVE、V-ID.org. のソフトローンチ
2018年第2四半期 アーリーアダプター V-IDトークンローンチ、V-IDを使用た3〜6団体によるドキュメントを検証、プライベートセール
2018年第3四半期 プレセール、トークンセールウェブサイト立ち上げ
2018年第4四半期 パブリックセール、オンライン広告キャンペーン
2019年第1四半期 V-IDアプリ、最初の取引所に上場
2019年第2四半期 API、APIソフトローンチ、ウォレット、大規模な取引所上場
2019年第3四半期 スケールアップ、API立ち上げ、ホワイトラベルウィジェット
2019年第4四半期 メインストリーム、30以上の顧客、年間200,000ドキュメント、国際的なブランド認知
以上、V-IDを取り上げてみました。
値動きが活発だったり、DibiByteやLTO関連銘柄としてよく指摘されており、気になっていた銘柄でした。
調べてみると、デジタル文書の認証をほぼ専業、事業化しているプロジェクトという印象でしょうか。
エアバス関連社など、様々な企業がプラットフォームを利用してデジタル文書が正しいかどうかを検証しているようで、そういったサイバー詐欺的な事例が今後増えてくると必要性も高まってくるのかもしれませんね!(日本語だと日本語の壁があるためなかなか詐欺にまで至らないけど、英語圏などではデジタル文書詐欺みたいな話もよく聞く気がします?)
最後までご覧いただきありがとうございます(`・ω・´)ゞ
公式サイト:https://about.v-id.org/
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Reddit:https://www.reddit.com/r/VIDT/
Bitcointalk:https://bitcointalk.org/index.php?topic=5012142.0
Etherscan:0x445f51299ef3307dbd75036dd896565f5b4bf7a5
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