今回は仮想通貨取引所OKExが、第2弾となるIEOを仮想通貨ALLIVE(アライブ、トークン名はALV)で実施するとのことで調べてみました。
2019年5月16日にIEOプラットフォーム「OK JumpStart(ジャンプスタート)」において購入手続きが開始されるとのことで、ALLIVEの概要およびIEOトークンの購入ルールなどをチェックしていきたいと思います!
目次
★銘柄概要
◎プロジェクト紹介
◎通貨情報
◎OKEx取引所によるIEOルール確認
★プロダクト、ソリューション
★主要開発者、パートナー、ロードマップ
★まとめ
★各種リンク
ALLIVEは、インテリジェントなブロックチェーンベースのヘルスケアエコシステムです。ALLIVEでは、ユーザーは自分の健康データを完全に管理することができます。これをAI医師が分析して、パーソナライズされた包括的な健康管理を提供できます。
ALLIVEは、100万人を超える既存のヘルスケア市場を対象に、ブロックチェーン技術を統合して分散型の改変不可のヘルスケアシステムを構築することを目指しています。この3年間で、チームはAIによるドクターと、3つのモジュール、Olive、Olivia、およびOleafに基づく包括的なヘルスケアシステムを構築してきました。
チームは、ヘルスケア分野でのエクイティ投資およびヘルスケア技術において15年以上の経験を持っています。チーム創設者は、20以上のヘルスケアアプリケーションに3億ドル以上を投資してきました。これらのプロジェクトは、DAPP(分散型アプリケーション)の統合後に、ALLIVEネットワークに組み込まれる予定です。
競合するプロジェクトと比較して、ALLIVEはより強力なバックグラウンドと開発の見通しを持っています。戦略的パートナーには、WanXiang Blockchain LabsやOntologyなどのブロックチェーン技術のビッグネームが挙げれらます。
◎通貨情報
通貨名:ALLIVE
ティッカー:ALV
総合供給量:6,000,000,000 ALV
循環供給量: 360,000,000 ALV (全体の6% ※1)
プラットフォーム:Ontology(OEP-4トークン)
マイニング:-
IEO価格:1ALV = $0.006 (ローンチ日のOKB価格による)
IEOファーストセッション開始日時(日本時間):2019年05月16日(木) 13:00
IEOファーストセッション販売数量:150,000,000 ALV
IEOセカンドセッション開始日時(日本時間):2019年05月16日(木) 14:00
IEOセカンドセッション販売数量:150,000,000 ALV
IEO個人購入上限:666,666ALV 下限:100,000 ALV
プライベートセール価格:1 ALV=$0.0084 ※2
プライベートセール販売数量:6億 ALV ※2
取引所:OKEx(2019/5/16 16時にALV/OKBペア、5/17 16時にALV/USDTペア上場予定)
公式ウェブサイト:https://allive.io/
公式ツイッター:https://twitter.com/ALLIVE_Official
ホワイトペッパー:PDF
※1 OKExのIEOで3億枚を販売。その他コミュニティ報酬として3000万枚、プライベートセール販売分として3000万枚が流通する予定。
※2 すでに機関投資家向けにプライベートセールが行われています。詳細はOKEx公式ウェブサイト銘柄紹介ページより。ロックアップ状況は下記「トークンの配布状況」に記載
40% - Eco Fund(基金)
➡4か月後から、四半期ごとに1/12ずつ3年間にわたりリリース
10% - Foundation(基金)
➡4か月後から、四半期ごとに1/12ずつ3年間にわたりリリース
20% - Team&Early Investors(チーム&早期投資家)
➡13か月後から、半期ごとに1/4ずつ3年間にわたりリリース
20% - Strategic Partners(戦略的パートナー)
➡4か月後から、四半期ごとに1/12ずつ3年間にわたりリリース
10% - Private Sale(私募販売)
➡上場時に0.5%リリース。残りの9.5%は上場後6か月後リリース
参考:OKEx銘柄紹介ページ
日程などは随時変更の可能性がありますので、IEOへの参加を検討される方はトークンセール情報ページをご確認ください。
今回はJump Start(ジャンプスタート)2回目のIEOとなり、特にセカンドセッションでは新ルールが適用されますのでご確認ください。
①ファーストセッションのセール(2019年05月16日13:00)では、前回同様サブスクリプション(予約購入)手続きにより、早い者勝ちでトークンの販売が行われます。
ファーストセッションでの販売数量(ハードキャップ)が売れ残った場合次のセッションに持ち越されます。
また購入はOKBが引き落としされる形でトークンの販売が行われます。
②セカンドセッションのセール(2019年05月16日 14:00)では新ルールが適用され、早い者勝ちのルールは廃止。
すべての適格なユーザー(最低500 OKBを保有していたホルダーでKYCレベル1以上)は10分間のセッション期間中に自身の割り当て分(※詳細は2019年4月24日付、公式HPのルール参照)を購入することができます。
➡①,②および公式HPのルールを総括すると、今回のIEOでは過去15日間の平均OKB保有量が500 OKBを超えている必要があり、OKBの保有量が多ければ多いほど割り当てが大きくなる仕組みとなっているようです。スナップショットは4月25日からランダムな時間で毎日とられていたようです。
なお、次回以降のIEOに関してはセール開始前30日間の平均OKB保有量が500 OKBを超えている必要があるとのことで、OKB保有のインセンティブが大きくなっているようです。また第1回目のIEOでの購入できなかった割り当て分は今回(第2回)のIEOでの割り当て分としてキャリーアウト(持ち越し)されるという記載もあるようです。
いずれにしても最大の割り当てを獲得するには過去15日間の平均OKB保有量が2500 OKBを超えている必要があるのは前回と変わらないようですね!
(例)たとえば、最初の7日間に1,000 OKB、続く8日間に100 OKBを保持していた場合、平均OKB保持量は520になります(割当係数= 1)。
➡OKB保有量により割り当て係数が計算され、最終的に「各参加者のOKB保有量×割り当て係数の合計」のうち、「自身のOKB保有量×割り当て係数」に該当する数量が加重平均で購入できるイメージとなりますでしょうか。
OKB残高確認ページ:https://www.okex.com/activity/jumpstart
(参照)ジャンプスタートのルール強化についての説明:Explaining the OK Jumpstart Rules Enhancement
データ…所有権や効率的なデータ活用、データサイロ
サービス…細分化された医療サービス、不便なUX、一気通貫のサービスなし
リソース…品質の高いリソースの過度な集中、非効率な割り当て、見過ごされがちな持病/軽度の症状
ALLIVEはブロックチェーン技術に基づくインテリジェントなヘルスケアエコシステムです。
上述した問題へのソリューションとしてAIプライマリケアサービス、高いネットワーク性能、安全な健康データトランザクション、ヘルスケア分散型アプリケーション(DApps)エコシステムを設計。3つのモジュールが存在します。Olifeは個人の健康データの自己完結型プロファイルを作成し、Oliviaは人工知能による総合医療として機能し、Oleafは包括的なヘルスケアサービスシステムを作成します。
分散型健康データネットワークを通じて各個人の暗号化し、包括的で自己完結的な健康プロファイルを形成することで、データサイロを壊し、エビデンスに基づく医療を各個人への医療に活用します。
ユーザーはALVトークンと引き換えに医学研究者にデータアクセスを許可することでALLIVEに貢献することもできます。
デジタルテクノロジーと医療データバンクを組み合わせて、機械学習アルゴリズムを使用して医療知識グラフを作成することで、大きな病院で認められた品質のAIドクターを作成します。
たとえば、糖尿病患者であるユーザーがどこかに旅行する場合、オリビアは糖尿病患者に適した食品を選ぶようにその人に思い出させることができます。
一般的な健康管理、医師の予約、処方薬の補充、保険処理などをカバーする、モジュラーインターフェースを介したフルプロセスのヘルスケアサービスを統合することによって、健康的なライフスタイルの循環を完成させます。
コンピュータリソース、帯域幅、IPFSファイルストレージ、ビッグデータ分析、および人工知能技術を備えたDAPPのオンチェーンホスティングサービスを形成します。
創業者:ジャック・リウ(Jack Liu)氏
Fosun Health Holdingsグループの副社長兼Fosun Tonghao Capitalの社長。多数のハイテクおよびヘルスケアスタートアップの投資家および取締役。ブロックチェーン分野の初期投資家でもあります。
共同創業者&CEO:イーグル・チャン(Eagle Zhang)氏
4G TD-LTE製品の製品管理および研究開発を担当するVP、Alcatel-Lucent、PIC。上海科学技術進歩賞最優秀賞 20年以上の上級管理職および技術者としての起業家経験。
Ontology、Ontology Global Capital、WANXIANG BLOCKCHAIN LABS、iCONIZ、Ivy Capital、Origin Capitalなど。
現状分ってる範囲では2019年第4四半期(10~12月)にメインネットローンチおよびメインネットトークンへの移行を予定しているようです。
以上、ALLIVE(アライブ)を調べてみました。
OKExのIEOプラットフォーム『Jump Start(ジャンプスタート)』の第2号案件として2019年5月にIEOが行われますが、いかがお感じになりましたでしょうか。
個人的にはブロックチェーンを使ったAI医療系はたくさんあるしなぁ、とプロジェクトへ対する高い関心は持てずに終わってしまった印象でしょうか。
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IEO価格での初期時価総額は2.37億円(1ドル110円換算)となっておりそれなりに低い時価総額スタートなのでこの辺はOKExもIEO価格割れを起こさないよう考えている印象でしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます(`・ω・´)ゞ
公式サイト:https://allive.io/
ツイッター:https://twitter.com/ALLIVE_Official
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