今回は仮想通貨Dropil(ドロッピル)を解説してみたいと思います。
通貨名はDROP(ドロップ)となっており、時価総額ランキングでも200位以内に入ってくるトークンとなります。
2018年2月~3月にICOが行われたプロジェクトで、特に、自動取引ボットや裁定取引ツールについてもプラットフォームローンチから実績が出始めているので、概観できればと思っています。トレーダーの方に読んでいただきたい記事かな♡
目次
☆プロジェクトの簡単な説明
☆トークンの概要
☆自律型トレーディングアプリケーション「DEX(デックス)」
☆裁定取引に関するシグナル発信と分析の「Arthur(アーサー)」
☆スマートウォレットの「Max(マックス)」
☆個人トレーディングbot「Jade(ジェード)」
☆まとめ
仮想通貨取引の自動化ツールなどを提供するプロジェクト。
主要プロダクトは3つで、自律型トレーディングアプリケーションの「DEX」、裁定取引に関するシグナル発信と分析の「Arthur」、スマートウォレットの「Max」で構成。Dropトークンはイーサリアム系(ERC20)トークンとなり月額料金や有料コンテンツの支払いに利用。インハウスのアルゴリズムや個人トレーディングbot「Jade」の開発など。
通貨名/コイン名: Dropil
ティッカー:DROP(ドロップ)
発行上限枚数:30,000,000,000 DROP
(内訳:Dropil Vault 15%、ICO 60%、創業者保有 20%、チーム 5%)
循環サプライ:22,357,326,707 DROP
トークン:ERC20トークン
取扱取引所:IDAX, Bitmart, Tidex
特徴:①自律型トレーディングアプリケーション「DEX(デックス)」
②裁定取引に関するシグナル発信と分析の「Arthur(アーサー)」
③スマートウォレットの「Max(マックス)」
④個人トレーディングbot「Jade(ジェード)」
公式ウェブサイト:https://dropil.com/
ツイッター:https://twitter.com/DropilCoin
Facebook:https://www.facebook.com/DropilCoin/
Youtube:https://www.youtube.com/c/DropilCoin
☝Youtubeページに多数のアプリケーションの使い方動画がアップされています。
DEX(デックス)は保有しているDROPトークンを預けることで自動で取引をしてリターンが見込めるアプリケーションです。2019年1月現在のバージョンはDex 3.0となっております。
利用にはTruIDによるKYC(本人確認)が必要となっております。
※KYCはこちらのページからverification page(認証ページ)というリンクへ接続して行い、TruIDをアプリケーションと紐づけることで行います。
まずは、投資を開始してから15日間は付与利益のウェイティングペリオド(待ち時間)があることをご理解ください。投資を開始してから15日以内に出金などをする場合、利益は付与されません。
投資モードは3つ用意されており、①Safe(安全、低リスク)モード、②Moderate(リスク中立)モード、③Agressive(アグレッシブ、高リスク)から選ぶことができます。いずれの場合も基本的にはDROPトークンを運用されるという形になるのでDROPトークンの価格動向に影響を受けるようです。これは投資が開始された時点でUSDに変換されるわけではない、という意味です。
ダッシュボードの概要は以下の通りとなっており、投資した金額がどれだけの利益を生んでいるかを確認することが可能となっております。
なお、アプリケーショントップ画面からInsight(インサイト)というページに飛ぶと定量的な情報・各種データが出てくるようです。
プラットフォーム全体の状況としては2019年1月15日現在、8.38Mドル(約9.2億円)の残高や、合計ユーザーが9万人超えている点。
Dexの状況として5.91Mドル(約6.5億円)の残高、直近1か月でアグレッシブモードのリターンは4.15%である点、これまで3.71Mドル(約4.1億円)の払い出しをしてきた点、利食い・損切の割合69.7%(=6311/2734)と利食いの比率が高い点などが確認できるようです。
➡見て気づいた点として、2019年1月15日から過去1か月分の成績はアグレッシブモードでも4.15%となっており、低めに見える点でしょうか。その期間DROPトークンがかなり下落していたのでDROPトークンの上下にパフォーマンスがかなり左右されるのではないかと思いました(。´・ω・)?
裁定取引(アービトラージ)の機会を教えてくれるアプリケーションです。
上記のDEX同様、トップ画面から無料で利用することができ、30秒ごとに最も大きな裁定取引の可能性を示してくれます。
実際の稼働の状況を見てもらったほうが一番早いかもしれません。対象通貨は現時点でDropil、Bitcoin、Ethereum、Litecoin、Bitcoin Cash、XRP、NEO、EOS、Dash、Monero、ZCashとなっており、対象の取引所はBinance、Bitfinex、Bithumb、Bitstamp、BittrexCEX.IO、Coinone、GATE.IO、Coinbase Pro、Gemini、HitBTC、Huobi、IDAX、Kraken、Livecoin、OKEx、Poloniexとなっています。
表示のされ方は30秒ごとに自動で画面が更新されるイメージです。
▼ARTHUR稼働画面
➡利益幅の大きい取引はほとんどBitfinexがらみの取引となっております。BitfinexはUSDTがらみで問題(?)があったり、出金トラブルが継続している等状況もツイッターで確認できるため、USDTの価値下落→Bitfinex内の他のアルトコインの価値上昇という特殊な状況にあるという背景もあるようです。
▼Bitfinexを除いた場合の裁定機会
Bitfinexを除いた場合の裁定機会ですが、今度は利幅が小さくなりCoinbase関連の取引が多くなってきました。Coinbaseは米国居住者専用の取引所ですね…(;^ω^)
Huobiも日本人は使えないし、と色々条件を絞っていくと通常は1.0%以下の取引機会(しかもかなり一時的なもの)しか出現しないかもしれません(笑)
ポートフォリオの自動化ツールで、アドレスをスキャンし、ブロックチェーンからすべての取引を同期させることが可能とのこと。
◎提供されたアドレスからのトランザクションを自動同期
◎同期でポートフォリオを最新の状態に保つ
◎他の場所に保管して住所に基づいてコインを追跡
◎リモートアドレスを監視(イベントが発生したときにTelegramまたは電子メールのアラートを受信)
などの機能を持つとのことです。
その他にも定期支払やセキュリティオプション、全てのコインマーケットキャップ上場コインのサポート、ラベリングなどを将来的には予定しているようです。
2019年1月現在開発中となっております。
個人向けのトレーディングボットを提供するのが「Jade」(ジェード)です。
カスタム取引ボットへのアクセスを提供や接続されたアカウントですべての取引をリアルタイムで監視する機能に加えて、独自のJadeダッシュボードへのアクセスや何十もの暗号通貨にまたがる多様な取引を許可するように設計されており、独自のアルゴリズム(取引戦略)の設定ができるようになるとのこと。
取引口座がリンクされ、取引戦略を設定したら、Jadeに働きに行かせる準備ができています。取引は取引口座で発生しているため履歴が表示され、透明性が得られます。取引所での取引を監視することは有益なことですが、特に複数の資産にまたがって多様化している場合には、監視するのが難しいため、これを改善するためにJadeユーザーポータルに多数の統計データが含まれています。
Jadeポータル内から、オープンポジションの数、クローズドトレードの数、選択した資金通貨で表示されたトータルから現在までのリターンなどの重要な情報や、より詳細な考察をすばやくできます。
大まかな取引戦略は下記の通り(予定)となっており、保守的にトレードするのか・アグレッシブにトレードするのか、コインの分散度合い、買いで入るのか売りで入るのか、取引ボリュームがどれぐらいある通貨を取引するのか、ターゲットとなる利益率、損切りポイント、連続して損した日が続いたらボットをストップさせるのかどうかなどを選ぶことができるようになるようです。
2019年1月現在アルファバージョンの開発中で、ローンチ後は500ドル相当の残高、および月額または年額の利用料が必要になる予定です。
以上が仮想通貨Dropil(DROP)の解説となります!
特に自動取引ボットに興味があり、調べてみましたが、裁定取引の機会を無料で教えてくれるなど有用なプラットフォームに見えました♬
CMCの時価総額ランキングでは現在184位(時価総額は14.8億円)となっており、プラットフォームの利益が上がれば上がるほどDROPの価値も上がっていくかもしれませんね!
今後ともトレーダーの方に有用な情報を発信できるよう頑張っていきます。
最後まで読んでいただいていてありがとうございます👍
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