仮想通貨Celer Network(セーラーネットワーク、CELR)とは? バイナンス2019年3月ICOを解説☆

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今回は、バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)の2019年3月案件となる、仮想通貨のCeler Networkセーラーネットワーク、CELR)を取り上げてみたいと思います。

2019年バイナンスICOに今のところ外れはないので、今回も期待する声が多く上がっている印象です👀


目次
★銘柄概要
 ◎
文字での簡単な概要
 ◎
通貨情報
★ICO概要
 ◎基本概要
 ◎トークンアロケーション
★特徴、プロダクト、ソリューション
 ◎特徴
 ◎プロダクト
 ◎ソリューション
   ・cChannel
   ・cRoute
   ・cOS
   ・cEconomy
★主要開発者
★ロードマップ
★まとめ
★各種リンク
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★銘柄概要

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◎文字での簡単な銘柄概要

世界をリードするレイヤー2(layer-2)のスケーリングプラットフォーム。高速で簡単かつ安全なオフチェーントランザクションを決済だけでなくスマートコントラクトへ適用。

だれもがスケーラブルな分散型のアプリケーションを、オフチェーンスケーリング技術による革新と仮想通貨エコノミクスに動機付けされた形で、簡単に構築、運営、利用できるソリューションを提供。


◎通貨情報

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通貨名:Celer Network Token
ティッカー:CELR
総供給量:10,000,000,000 CELR
循環供給量:597,014,925 CELR (ローンチパッド割り当て分)
プラットフォーム:イーサリアム(ERC20。トークン生成イベント時)
マイニング:Proof of Liquidity Commitment(PoLC) Mining
ICO価格(※1):1 CELR = 0.0067 USD (1 CELR = 0.000434 BNB)
トークンセール開始日(※2): 2019/03/19 2:00 PM (UTC) 
トークンセール終了日: 2019/03/24 2:00 PM (UTC)
取引所:Binance(※3)
公式ウェブサイトhttps://www.celer.network/
公式ツイッターhttps://twitter.com/CelerNetwork
ホワイトペッパー2018/6/15版(PDF)

※1 トークン購入上限:1500ドル(1人)
※2 トークンセール開始日時(日本時間):2019年3月19日23時00分
※3
トークン取引開始日時(日本時間)2019年3月25日13時00分



★ICO概要

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◎基本情報

ICOはバイナンスローンチパッドのページにて、2019年3月19日PM2:00UTC(日本時間2019年3月19日 23:00)からBNBのみで購入が可能になります。

価格:1 CELR = 0.0067 USD(BNB建てのみ。ローンチ日BNB価格による)
ICO購入上限:1,500 ドル分(1アカウント)
資金調達額:一般投資家向けパブリックセール上限は400万ドル(4.4億円相当)
ICO期間:2019/03/19 2:00 PM (UTC) ~ 2019/03/24 2:00 PM (UTC)
ICO方式:先着順(オークション形式などではない)
購入不可国:日本は入っていないようです
シード/プライベートセール:あり(2018年7月までに済)。下記にて詳細。

 なお、プライベートセールで2018年4月以降、機関投資家へはトークンの販売を行っており、すでに一定額の資金調達は行っています。販売額はICO価格からドル建てでほぼ変わらず、もしくは割高での販売だったようです(次項で販売価格)。

(参照)Introducing Celer Network (CELR) Token Sale on Binance Launchpad



◎トークンアロケーション

トークンの割当て、アロケーションは以下の通りとなっております。

トークンセール(ICO)6%。一般投資家のICO。$0.0067 USD/CELRで販売。
プライベートセール15.5%。機関投資家購入分。$0.0150 USD/CELRで販売。
シードセール11.5%。機関投資家が購入分。$0.0065 USD/CELRで販売。
チーム18.3%
アドバイザー1.7%
マーケティング&エコシステム5.0%
マイニング報酬25%
基金17%

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◎トークンの流通数量の推移

 以下の通り当初流通量は20%前後と少なく、徐々にトークンが市場に流通します。

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★特徴、プロダクト、ソリューション

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◎特徴

 特徴として以下のような項目が挙げられます。


オフチェーンスケーリング
の役割と価値は、これまでオンチェーンで(チェーン上で)行われてきたコンセンサスの遅さ、スケールしないという問題点をとらえ、オフチェーンでインターネットレベルでのゼロフィーによるローカルスマートコントラクトを実装し、決済も可能なため、ブロックチェーンを大量採用可能(スケーラブル)なものにすること。絶対に必要な場合以外は基本的にオフチェーンでDAppをサポート。


1秒当たり10億単位のトランザクションが可能としており、そのためには十分な数のノードとアプリケーションがオフチェーンプラットフォームで実行されている必要がある。


最も先進的な第2層(Layer-2)スケーリングプラットフォームとして、インタラクティブでセキュア、低コストのアプリケーションを可能とします。下図で判別がつくように、dApps層とブロックチェーン層の中間層(第2層)へ対するソリューションを提供していますね❣

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Celerネットワーク層アーキテクチャ


その他にも、イーサリアムやDFINITY、EVM(イーサリアム仮想マシン)ベースのブロックチェーンをサポート、イーサリアムのトランザクションを100倍安い手数料で実行可能にするマイクロペイメントなどの特徴があるようです。



◎プロダクト

・CelerX(セーラーX)

 オフチェーンオペレーティングネットワークによるDAppで、1000倍速くてインタラクティブなユーザーエクスペリエンスを得ることができます。

 セーラーネットワーク上の様々なアプリへのアクセスおよび、即時支払いや数多くのゲームの双方向性、賞金獲得体験を得ることができます。

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 [Google Play] [App Store] [Android APK(ダウンロード)]

➡CelerXはテストネットにて月間3,300のアクティブユーザー(MAU)、28,924の五目並べゲームが行われたとのこと。また、7日間のリテンション率は21%の実績を獲得したとのこと。


・Celer SDK(セーラーソフトウェア開発キット)

 SDK(ソフトウェア開発キット)を提供しています。ユースケースとして、スキルベースのリアルキャッシュゲーム、金融・デリバティブ取引市場、マイクロペイメントサービス、ノン・カストディアル(監督、管理権限のない)仮想通貨取引などをサポートしております。

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▼ 興味のある方は下記のSDK専用ページへアクセスしてみてください。



◎ソリューション

 以下では技術的な側面から、Celer Networkを解説してみたいと思います。

 Celer Networkでは、オフチェーンでの大規模(スケーラブル)な運用を行うため、各層で違った機能を持たせたcStackと呼ばれるオフチェーン技術スタック(積み重ね)を採用しています。State Channel(ステート・チャネル)銘柄として市場から見られており、オフチェーンでの状態遷移の結果のみをブロックチェーンへ記録するような形をとっています(参考外部サイト:State Channelの基礎と全体像)。


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cStack概略図。バイナンスリサーチ参照


 ・cChannel(cチャネル)

 cChannelは、オフチェーンスケーリングプラットフォームの基盤となりスマートコントラクトをサポートする、ステートチャネルとサイドチェーンの技術表層です。

(参考)Celer Network cChannel Part 1: Generalized State Channel Walkthrough


・cRoute(cルート)

 cRouteは分散輻輳プレッシャーを使用してルーティング問題をモデル化し、輻輳勾配を使用してバリュートランスファー(価値の移転)をルーティングします。

 詳細はホワイトペーパーのセクション3をご参照ください。


・cOS

 オンチェーンの分散型アプリケーションは、単にブロックチェーンに接続するフロントエンドです。スケーラビリティが高い可能性がありますが、オフチェーンのdAppは構築や使用が簡単ではありません。

 オフチェーンの状態の追跡、保管、および紛争の処理によりオンチェーンで起こりうる紛争の解決に備えなければなりません。

 中間ノード障害における透明性、複数同時起動しているオフチェーン分散型アプリケーションのサポート、統一されたコード実装を異なるオンチェーンコンポーネントとオフチェーンコンポーネントにコンパイルすること。

 cOSはまさにこれらの課題をターゲットとし、追加の複雑さに煩わされることなく、スケーラブルなオフチェーンdAppを迅速に構築、運用、および使用するための開発フレームワーク(API、SDK)とランタイムを提供します。

 詳細はホワイトペーパーのセクション4をご参照ください。


・cEconomy(cエコノミー)

 cEconomyは、オフチェーンプラットフォームに不可欠な価値をもたらし、プルーフ・オブ・リクイディティ・コミットメント(流動性コミットメントの証明:Proof of Liquidity Commitment)、リクイディティ・バッキング・オークション(流動性支援オークション、LiBA: Liquidity Backing Auction)、およびステートガーディアンネットワーク(SGN:State Guardian Network)を含む3つの密接に関連するコンポーネントを通じて、ネットワーク効果、安定した流動性、および高い適応性を提供します。

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cEconomyは3つのコンポーネントから成り立つ。バイナンスリサーチ参照



★主要開発者、パートナー

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【主要開発者】

セーラー・ネットワークはMITやプリンストン、UCバークレーやUIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)の博士やトップスタートアップ、Google、Amazon、Cisco、HP出身者など4人の共同創業者、16人のフルタイムのチームメンバーで成り立っています。

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共同創業者: モー・ドン(Mo Dong)氏

…ブロックチェーンシステムのスケーラビリティの課題に対するネットワーキングプロトコル設計、分散システム、形式的検証およびゲーム理論に関する研究およびエンジニアの経験。


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共同創業者: Qingkai Liang氏

…15以上のトップティアーの論文を執筆し、業界で適用されている5つの証明可能な最適アドバーサリアル耐性ルーティングアルゴリズム(Raytheon BBNテクノロジーズとベル研究所)を発明。


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共同創業者: Junda Liu氏

…ナノ秒のネットワークリカバリーを達成するためにDAGベースのルーティングを提案して開発(最先端を1000倍改善)。グーグルでは、1000テラビット/秒の2分割帯域幅と100万以上のノードを相互接続できるダイナミックデータセンタートポロジを開発。


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共同創業者: Xiaozhou Li氏

…高性能で費用対効果の高いシステムの構築に造詣が深い。作品は、分散システム、ネットワーキング、ストレージ、およびデータ管理のトップ会場で公開され、Barefoot Deep Insight、Google TensorFlow、およびIntel DPDKなど、広く展開されているシステムの中核となるコンポーネントとなっています。


【パートナー】

技術パートナーにL4DFINITY、Aelf、IoTeXQuarkChain QTUMNervosAnkr NetworkChainLink、一般的なパートナープロジェクトにAtlas ProtocolDxChainなど。

特にパブリックブロックチェーンのDFINITYについては、Celer NetworkがDFINITYプラットフォーム上での最初のオフチェーンスケーリングソリューションとして"フルスマートコントラクトサポート"を実装したとのこと。

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テクニカルパートナー一覧


【投資家】

公式が公表するMediumの記事(cSpeedの戦略的投資家でブロックチェーンに大量採用を導く)では価値を共有し、出資する企業としてPantera, DHVC, FBG, Bixin, BlockVC, Arrington XRP Capital, Fenbushi Capital, Signum Capital, Nima Capital, OK Blockchain Capital等を挙げ、さらにB2B、B2C、C2Cに焦点を当てて出資したベンチャーキャピタルとして、Matrix Partners China, FreeS Fund, 500 Startups. 360 Inno Capital, ZMT Capital, Tsinghua Capital and RootsCap等の投資家から出資を受けているとの説明がなされているようです。

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B2B、B2C、C2Cに焦点を当てて出資したベンチャーキャピタル▼

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★ロードマップ

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2018年第4四半期までにcChannelではマルチブロックチェーンサポート、cRouteでは大規模エミュレーション&アルゴリズム変更、cOSではSDKプライベートベータリリースやSDKパブリックV1.0リリース、cEconomyではPoLCテストネットおよびPoLCメインネット準備などが行われ、結果として現段階でCelerXアプリリリース、テストネットなどが行われたようです。

2019年のロードマップは以下の通りとなっております。 



★まとめ

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以上、セーラーネットワーク(Celer Network)を取り上げてみました。


2019年バイナスローンチパッド第3弾案件として、第1弾のBittorrent、第2弾のFetch.aiに次ぐICOとなります。第1弾、第2弾ともにバイナンス上場時、ICO価格を大きく上回るパフォーマンスを出しており、今回の第3弾に期待する声も多く聞こえるようでした(BTT、FETともに、とにかく買えてない人が多かった印象)。


銘柄概要としてはブロックチェーン層とアプリケーション層の中間にあたる、"第2層"のソリューションを提供するプロジェクトという感じでしょうか。


当初流通する通貨量で換算した場合の時価総額は100億CELR(総発行枚数)×20%(トークンスケジュールによる当初流通量)×0.0067ドル(ICO価格)で計算すると14.7億円と、時価総額的にはバイナンスの平均時価総額を感覚的には大きく下回る水準となっており、バイナンス上場による値上がりの可能性もあるのではないでしょうか。

今回のICOは個人の購入上限が1500ドルとなっており、前回のFetch.ioのICOでの募集金額6.6億円に対して個人購入上限の3000ドルと比較すると、より多くの人がICOへ参加できる形となるようです。


最後までご覧いただきありがとうございます。


【3/19追記】
バイナンスローンチパッド案件の過去のデータをまとめましたのでセール開始前に画像として貼っておきます。感覚的にバイナンス上場効果は時価総額に換算して60億円くらいありそうかなぁとか思ったり…何かの参考になれば♬

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★各種リンク

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2019年バイナンスローンチパッド案件▼

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公開日:2019/03/05
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