もずく・Ð・Web3.0です。
Ðの意思を継ぐことになりました。
さて、先日、クリプトを利用したトークンエコノミーに名前を付けたいっていう記事を書いたのですが、
その前に同様の内容をツイータしたらうめ吉っちゃんと「クリプト」という名称の話になりました。
この部分↓からです。
BTCやETHのことをCrypto-currency(暗号通貨)って呼びますけど、いまのインターネットのサービスで暗号化(電子署名)を利用しているものなんて無数にあるんですよね。
このALISブログだってhttpsで通信しているので暗号化使ってるし。
なので、「クリプトカレンシー」といえば意味は通りますが、「クリプト(暗号)」だけを抜き出すといろんなものが当てはまっちゃう。
「クリプトエコノミー」と言ったとき、それは一体どの「クリプト」のエコノミーのことだろう…となってしまわないかと思ったのです。
というか、暗号通貨を知らない人が「クリプトエコノミー」という言葉をみたら、「暗号化された経済圏」だと思いますよね、普通。
ただ、言葉ってそういうものかなとも思います。
「証券」は英語で「Securities」で、これは「保証するもの」というところから来ていると思いますが(しらんけど)、何かを保証するものなんて世の中にいくらでもあるわけですよね。錠前とか。
でも、証券がSecuritiesの名前を勝ち取った。
結局、名乗ったタイミングなんだと思います。
だから暗号通貨が最初に「Crypto」を名乗ってしまえば「Crypto=暗号通貨」という式が成立して、「クリプトエコノミー」も暗号通貨による経済圏を意味するようになれるわけですね。
ところが、Crypto-economicという言葉が別の意味でVitalikとかに先に使われていたよ…というのが先日の記事の話なんですけどもね。
☕ ちなみに証券の始まりは、昔、イギリスが船で世界中を回り始めたとき、航海する資金は必要だけど失敗したら出資がすべて海の藻屑になってしまうから、航海が成功した場合に出資配分にしたがって儲けを還元する仕組みがあって、そのときの出資の証拠として発行された証書だと「教えて!Goo」で元保険マンの人が言ってました。
余談ですが、証券=Securitiesといえば、「セキュリティトークン」という言葉もわかりにくいですよね。
これは「証券的な意味を持つトークン」という意味で、ユーティリティトークン(何らかの使い道を持つトークン)と対比して使われるっぽいです。
その一方で、暗号通貨には、セキュリティ・スケーラビリティ・分散性というトリレンマ(同時に成り立たない三つの要素)があります。
このときのセキュリティは「頑健性(安全性)」という日本人に馴染み深いほうの意味です。
そんなん「セキュリティトークン」とか言われたら、日本人は「あ~、あの安全性の高いトークンね♪」とか知ったかぶりしちゃうでしょ、普通。
ややこしいから英語でも「Shoken token」を流行らせようという話もこれまたうめ吉っちゃんとしてましたね、そういえば。
とまあ、Securitiesの余談が長すぎたので、一旦ここまでにしたいと思います。
後編もお楽しみに~
※Monappyのリンク貼り続けてるけど復活するんだろうか…😅