こんにちは、初心者部のもずくです。
取説5-1でALISとWeb3.0の関係についてざっくりと把握したところで、まずはWeb3.0の特徴を押さえていきたいと思います。
Web3.0に至る前には当然1.0と2.0があり、現在はWeb2.0の世界です。
Web1.0は、ドキュメント(テキスト+画像)をリンクでつなぎ、それらをインターネットに置くことで、マウス片手に世界中の情報を渡り歩けるようにした革新的な技術でした。
Web2.0では、SNSなどで誰でも簡単に情報発信ができるようになったり、買い物やホテルの予約など金銭のやりとりを含む取引が可能になりました。
とはいっても、金銭のやりとりに関してはウェブだけでは完結せず、仲介業者としてカード会社や銀行が間に入ります。企業も個人も取引相手が信用できないので、信用のある仲介業者に間に入ってもらうのです。
Web2.0の問題は、個人のデータ(SNS投稿や購入履歴など)が一部の企業に収集・専有されてしまったことです。
カード会社や銀行などの仲介業者には、家族構成や収入など、かなりセンシティブな個人情報を渡しているはずです。でもそうしないとインターネットで買い物などができません。
Web3.0は、そういったプライバシーの問題を解決すべく登場しました。
その主要な特徴を図にまとめてみました。
Web3.0の世界になると、私たちは実世界の個人情報を他人に渡す必要がなくなります。
買い物や参加費などの送金、個人売買、投げ銭など、金銭の絡む取引をハンドルネーム(≠実世界の個人)のままで済ませることができるのです。
取引できるものは金銭的なものに限りません。
あらゆる「価値」をトークンという形に代えて、第三者の仲介(介入)なく交換することができるようになります。
その取引に、単純な交換以上の複雑な手続きがあっても大丈夫。手続きはプログラムが自動的に処理してくれます。手続きに人間が関わらないので、悪いこともできません。
言葉で聞くと「へ~そうなのね」という感じですが、この技術はとても大きなポテンシャルを秘めています。
特に、銀行口座を持つことができない世界の1/3の人たちや、大きな力に搾取され続けている人たちにとって、Web3.0は希望の光となるかもしれません。
ALISには、Web3.0やブロックチェーンについての様々な記事が投稿されています。
世界の問題に取り組むプロジェクトのことも、もっと身近で面白いプロジェクトのことも、Web3.0のことを知っていればきっと興味深く読めると思います。
Web3.0についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事もどうぞ。
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