ビジネスのジャンルが解放されたということで、
ビジネスの記事を書こうと思います。
とはいえ、最近文字に忙殺されているので、若干気乗りがしません。
「それでもとけいにしか書けないことを書きたい」
そう物思いにふけながら、最近よく頂くようになったライターの仕事に黙々と取り掛かろうとしました。
しかし、本音はALISで進めている小説を書きたい。
筆はすぐに止まってしまいました。
そして、名案を思い付きました。
「そうだ、ライターと小説の違いを書こう」
ライターといっても、一括りにするのはとても難しいです。
なぜなら記事の執筆するジャンルによって
書きやすさや構成が思いっきり変わってくるからです。
ただ、今とけいは文字の仕事の合間に「ALIS」を書いています。
ジャンル分けまでして、説明してあげようという気はさらさらありません。
もし、教えてほしかったら200ALIS下さい。
200ALISくれたら、そのうちの100ALISを報酬として他の誰かに依頼します。
代わりに詳しく違いを書いてもらうことにしましょう。
さて、話を戻して
今回はジャンルなど関係なしにライターの仕事として考えます。
ライターで一番考えないといけないことは、読者の気持ちになって分かりやすく伝えることが最も大事であるということです。
いくら表現が上手くても、比喩表現が上手くても
記事内容が頭に入ってこなければ意味がありません。
商品宣伝などの「アフィリエイト」寄りの記事なら尚更です。
全然この意味成り立ってないな…というイメージを言葉にしたい場合、
「この文の○○というフレーズは意味として成り立っていません」など、
シンプルに事実を伝えることがライターとしての記事は最も適切であります。
「机上の空論」などのフレーズも使用してもいいですが、あまりに活用しすぎると記事の内容が入ってきにくくなります。
「砂上の楼閣」。漢字を読めない人がいる可能性があります。
ライターとしての記事で使うと、
おそらく普遍的な記事では修正を求められてしまいます。
一方で小説家が書く小説は、ライターとしてとの記事とは
全く違う文の書き方になります。
まず主人公の感情を最優先にするため、
物事の伝わりやすさは二の次になります。
小説において何が伝わりやすいかという考え方は、主に時間の動きや情景。
そして感情の機微に重点を置きます。
事実を羅列してしまうと、記事としては正確でいいのですが、
小説で書くと全く面白くないとなるわけです。
基本的に自分が書くというよりかは
頭の中で、主人公が勝手に動き出すので、
その脳内イメージを文字化していくといったイメージです。
小説はどうしても長文になってしまうため、最後まで読んでもらうためにはおもしろさを感じてもらうような仕組みを作っていかなければいけません。
先ほどの例を、小説のカタチで考えると
「この文の○○というフレーズは意味として成り立っていません」など、
シンプルに事実を伝えることは、小説においても状況次第で有効です。
ですが、使いすぎると淡泊な文章になりすぎて
全く面白くない駄作を量産する結果になります。
「机上の空論」というフレーズも状況によります。セリフとして使う場合、論理的なタイプがこのフレーズを使うとするなら、あまり違和感がなくてよいと思います。
「砂上の楼閣」。漢字を読めない人がいる可能性があります。
ですが、登場人物の鬼才さや話の流れを少し硬くしたいなと考える場合、逆に採用したほうがいいケースもあります。
より文学的な作品に全体の方向が向くという訳です。
このようにライターとしての文章は「正確性」を、
小説家の文には「感情」を
心に込めたら伝わりやすいです。
さてそれでは、文の仕事にまた取り組むこととします。
仕事の合間の方がスラスラとALISが書けるというALISあるあるを最後に残していきます。
最後に、今日のアイキャッチに、今の思考回路の様子を載せておきます。
何かを感じ取ってください。
とけい