がどのようなステップを踏んで皆さまの前に出ていったのかを、時系列順に事細かに記しました。
裏側を知りたかった方や、主催者の意図、
どのようにして企画を運営したのかなど、
さまざまな気づきをこの記事で得ていただければと思います。
事の発端はMEKAMEKAさんとTwitter上で盛り上がったことからでした。
MEKAMEKAさんはイラストの技術が素晴らしく、とけいはコラボしたいと申し出ました。
当初はMEKAMEKAさんにとけいコラボのイラストを一枚書いてもらって
「おしまい」という感じでしたが、
もったいないと感じたとけいは
「ブランドをALISでつくりたい」
と申し出ました。
メカさんは快く「面白そうメカ!」と快諾してくれたので
後日DMすることにしました。
(以下DM原文)
MEKAMEKAさん
お疲れ様です。
企画出来ましたぜ( ◠‿◠ )
企画1 Designed METO-LIS
コンセプト ブランドを作っちゃおう
スタンス アート、トークンエコノミー、商品化
記事内容 繊細されたALISの世界観をイラストで表現
具体的に とけいがイラストアイデア発案 MEKA MEKAさんがデザイン化
いずれは、ブランドの世界観で他のやりたい人とコラボ発展へ
メリット メカメカさんのイラスト知名度向上
将来、グッズ化が見込める
デメリット 短期的ないいねは見込み薄
MEKA MEKAさん負担大
(アリスモチーフのオシャレ時計とそのとけいを身に付けた女体化 MEKA MEKAイラストの2枚が最低必要)
いかがでしょうか??<とけい>
この提案にメカさんはこのように返してくれました。
1つ目の企画は参加型企画にしてみるのはどうですか? 絵を描くのって敷居が高いと思うんですけど、デザインは敷居が低いと思うんですよね。 ディスコードでも並行して募集してグランプリやってみて、一位二位の時計をつけたイラストを最終的な僕が作成するのはどうです?<MEKA>
そこでとけいはブランドの方向性を考えて返事しました。
当初、メカさんととけい二人だけでブランドを立ち上げる予定だったので、
二人の頭文字をとり、ALISを残した形でブランド名Designed METO-LISと勝手にとけいが名付けていました。
将来のブランド化を考えて、
MEKAMEKAさんの時計デザインコンテストを採用したい
(ワインさんの名刺がモデルケース)
※いきなり、コンテストを実施すると
ブランドコンセプトが育成されないまま単発企画で終わる可能性大
→まずはブランドの土台をしっかりと作る必要性
この企画はもう少しムーブメントを起こす必要があるのではないか?
(MEKAさんのウィンザー効果に関する記事を読んで思った)
→しまりす塾・アリスマンセミナーのようにとけいの塾を立ち上げる
とけい企画発案所(仮)
→このブランド育成およびグッズ化はプロセスが複雑なものになると予測。
2人ではなくもう少し規模を広げようと計画しました。
◆初期招待メンバーの考察
イラストやアートのようなデザイン性の発展
→Wanda展のWandaさん
そのアートを発信する企画力
→記事爆発力のよしださん
円滑な企画進行
→はるか先生のマーケティング能力
etc…
・デザイン性の追求
・企画の進め方のふか彫り
→独自のデザインモチーフを考案
とDMの中で話が進んでいきました。
その中で、新ブランドのデザインの方向性も話し合っています。
日本らしい要素を取りいれてほしい(ALISのグローバル戦略に乗っかりたい)、あとALISコンセプトの洗練されたデザイン
ラルフローレンのクマなどがモデルはどうメカ
また、とけい企画発案所の話に移っていきます。
タイミング
・どうすれば効果的なマーケティングが出来るか
※記事発信の際に、入りたいと言ってくれたと人を参加させるかどうか
(あまり大人数になりすぎるとまとまりを損ないかねない)
◇しっかりと企画を練ってから、とけい企画発案所の記事を出した方がよいのかもしれない
とけいの考察
アリスワングランプリのシステムを模倣したらいいのではないかと考える
はるかさんを企画ホストとして加えて進行してもらう。
MEKAの考察
ディスコードでも並行して募集してグランプリやってみて、一位二位の時計をつけたイラストを最終的な僕が作成する
・まず、時計デザイン記事をメカメカが投稿する
・ディスコード内で告知を時計さんにやってもらう
・ツイッターのアリス絵師垢に僕からお誘いDM飛ばす。
・とけいさんがコンテスト開催してデザイン決める。
どうやってグランプリを決めるか
・メカさんが最終の絵を仕上げる。結果発表をとけいが投下する。
最初はとけいとMEKAMEKAさんとのコラボとのことあって腕時計のイラストを考えていました。ですが、某取引所とイメージが被るという大人な都合からALISと和をピックアップしたデザインに方向を転換していきました。
(DMにて)
アベイシングエイプの猿とかあんな感じで、
構図とモチーフ決まればいいかなですメカね。 一般的なイメージだと、薄紫と、うさぎ、あとはA。ここら辺を形にしていくか、別の何かにするかですメカね
いかに簡略化するかだからかなりセンスいるメカねw(MEKA)
うさぎとA。青基調。和のテイスト(とけい)
Design難しいな…、とけいさんてデザイン出来ますメカ?(MEKA)
いや、まったくの初心者です…(とけい)
とけい企画発案所つくりましょうか(MEKA)
→企画発案所の記事作成へ
企画所メンバーもそろい、
いよいよ企画をどうするかという話に焦点が移っていきます。
ちなみにメンバーは
以下DM
<MEKAさん>
コンテスト企画 筆頭とけいさん 補佐よしださん、はるかさん
フェーズ1 アリスのブランドモチーフコンテストの拡散、地固め
フェーズ2コンテスト盛り上げ
デザイン企画 筆頭 MEKAMEKA 補佐 もやしししゃもさん ワンダさん
フェーズ1 参考モチーフの作成 色付けだけできるような下絵の作成。誰でも参加できるようにするため
フェーズ2 絵師に声かけ、募集。 自ら作成、参加
とりあえず、とけいさんにはざっくりで良いからコンテスト主催するタイミングをみんなと打ち合わせて決めてほしいメカね!
どうすれば、盛り上がるかをメカさんとお話をここで詳しくしています。後はメカさんと二人で話し合ったプランをどうみんなに伝えるかを議論しています。
<MEKA>
塗り絵コンテスト用に全員で1つ最高のモチーフを仕上げます。
それを使ってもらう予定です。 それ以外で僕らでも企画を通して、こういうのにはこういうのがいいんじゃないかということを記事後付けで作っていくというのはどうですか?
モチーフありきの企画用記事作りもいいかもメカ
モチーフ1つに対して使用用途を考えた記事を作ってもらうメカよ
これが、企画コンテスト拡散前にやるとかどうメカ?
<とけい>
まずDM内で1つのデザインアイコンにまとめる
そこから塗り絵コンテストをする
その後で、使用用途の提案記事をアリシスタに投げかける感じですかヴォエ?
…ここらへんの考え絵師さん内で共有早めにしといた方がいい気がするヴォエな
<MEKA>
いやもっと自由度は高い方がいいメカ
メカさんは、デザイナーがイラストを作る前にマーケティングプランを聞き、デザインの幅が狭くなるよりかは、のびのびと知らないまま描いてほしいということをおっしゃっていました。
<MEKA>
これは1つの提案メカ
塗り絵のコンテストはあくまで、デザインできない人用のもの
飛び入りデザインは歓迎。
それ以外で出た仕上がっているモチーフも1つのコンテストとしてこのモチーフはこんなことに使えるのでは?という企画にしたらどうメカ?
書き手の参加が増えるメカ。
色々、コンテストの見せ方を話し合っています。
以下企画部門内DM
投票方法
コンテスト名
コンテスト記事は
どうしたら盛り上がるでしょうか?
タイトル名はハッシュタグがつけてかつ分かりやすい略が出来るモノ
マーケティングは予告・方法・経過・結果の4回が理想です
(よしだ)
AAAに略が出来るコンテスト名はどうでしょうか
(全員)
いいね!
企画部門の方では
コンテスト名が
はるかさんアイデアのALIS Artist Action 2018に決まりました
ハッシュタグはALISを残したほうがいいとのはるかさん・よしださんの意見から
#ALISAAに決まりました。
→お互いアドバイスをし合いました。(デザイナー同士で)
Wandaさんより#ALISAAで検索すると、いかがわしい画像が出てくるとの報告がありました。
話し合った結果、投稿が大分前であることとALISの人達は大人だから大丈夫との判断で変更はなしになりました。
速攻で見つけたトンパさん、さすがでした。
そろそろデザイナーさんにALISAAのことを話して線画を作ってもらおうという話しになりました。
以下DM
<とけい>
そろそろメカさんの方から考えていたコンテスト内容をお話した上で、色変更かデザイン付けたしかの提案を投げてみましょうか!
メカさんから企画書全体DMへ
コンテスト内容がだいぶ出来てきたことが分かってきたので、
再来週(24‐)コンテスト日取りをこのころから意識して調整していきます。
当初の予定では、みんな1案で全5案くらいかなとの予定でした。
全てがハイクオリティーだったので、ALISAA以外でどう使おうか悩みます。
気に入ったのでここで即採用します。
そして、「ALIS TIME」のブランドロゴをこの段階で作ろうかとメカさんに提案します。
→コンテストが目移りするからと却下されます。
正しい意見をいつもメカさんはくれます。
コンテスト後に「ALIS TIME」のブランド名を発表することに。
Discord内にて企画発表
ALISAAのための線画のテストをし始める
という調整をし始めていきます。
コンテスト用の予告原文とコンテスト景品を練り上げていきます。
予告原文はその日の夜、Discord内にて発表に使用しました。
そしてコンテストの流れを作成しました。
・企画の進め方の深ぼり
1.ALIS Artist Action 2018
記事を出す順番
企画趣旨 とけい(6/20)
参加方法 MEKA(6/20)
↓
具体例 Wanda他(コンテスト用の記事)(6/21)
↓
ハッシュタグ・盛り上げ よしだ(6/22)
司会進行 はるか(6/23)
↓
コンテスト結果記事(とけい)他
企画趣旨
開催(6・24~6・30)
企画内容
参加者の皆様に、好きなデザイナーの線画1枚(計4枚)を選んでいただきます。
その線画を好きに塗り絵をしていただいた上で、その記事をコンテスト形式にしようと思います。
デザイナー
MEKAMEKA
Wanda
蟻巣
もやしししゃも
優勝・準優勝賞品
MEKAMEKAより塗り絵線画を本格的なイラストに加工して、贈呈
2.コンテスト参加方法
下記記事のイラスト紹介(MEKAMEKA)記事より1枚好きな線画をお選びください。
その上に、あなたの好きなデザインを描いてください。
塗り方はweb上はもちろん、色鉛筆でもO.K.です!
コンテスト参加記事は#ALISAA(あなたの好きなタイトル)としてください。
参加期間の中(6・24-6・30)で
最も「いいね」を獲得した記事が
コンテストグランプリとなります。
ちなみにこの時点で、コンテスト結果記事の内容も書いていました。
1位―
2位―
応募総数()
ご参加ありがとうございました!
新ブランド「ALIS TIME」発足!
コンテスト1位のもう一つの景品として、新ブランド「ALIS TIME」
のモチーフデザインに加えさせていただきます!
現段階で、考えられているモチーフコンセプトは優勝デザインを含めて10種
デザインコンセプトは「洗練されたALISと和」です。
グッズ化などの構想も含めて、企画所内でよりブランドデザインを洗練させていきます!
Coming Soon!!
→以上DM原文
→何とかよしだにがんばってもらおうということに
コンテスト中の流れ(メンバー)を作成します。
6/24初日・様子見
6/25はるかさん帰国&
ALISAA作品のdesignを楽しもう!(投票・検索方法の記事)
6/26 ALISAA リサイクル・リサイタル(企画)
6/27中間結果発表(いいね上位3枚)記事にする
(MEKAさんお願い予定)
→Twitter盛り上げ はるかさん
6/28ブレイクタイム よしだ渾身の4枚
6/29ラスト1日!
6/30 0:00(終了&集計)
コンテスト結果記事(とけい・MEKA)(6/30)
以上DM原文。
このようにして、無事コンテストは運営され
無事に計画通りに盛り上がりを見せて終えることが出来ました。
そして、ようやく
裏では約1か月前には「ALIS TIME」が誕生していました。
そして、その流れの中で
「ALIS Artist Action 2018」という
塗り絵コンテストが企画されていきました。
本当に、想像以上にたくさんの方に参戦して頂きました。
ハイクオリティーな企画が出来たかなと、とけいは自画自賛しています( ◠‿◠ )
色々な方々の力を借りながら、
裏ではこのような運営・企画活動がありました。
どのように「ALIS TIME」また「ALIS Artist Action 2018」が企画され、生まれていったのか流れが分かるようにしたかった。
それがこの記事を書いた動機です。
かなり長文になってしまいましたが、流れを余すことなく伝えたかったため、
ほぼ原文通りのDM内容を使用することにしました。
6/29 ALIS TIMEブランドロゴ作成を蟻巣さんに依頼
(Gucciを参考にお願いした+和の要素)
→狙い ブランドに統一感を出したい
7/2 ALIS TIME メインロゴ完成
<原案が4種あり、とけいがC案を採用>
A案
B案
D案
7/4 ALIS TIME マーケティング方法議論
ALIS TIME ブランディング戦略を話し合う。
7/5 えぐぽんがヴォエニスタに先行で「VOENISTA」デザインを発表
→ALIS TIMEとのコラボを約束
7/6
(全体DM)
さてALIS TIMEの今後の流れをお話します。
まず1週目(1+3)色
(iPhoneがモデルケース)
ALIS TIMEメインデザインロゴを4色作ってもらう感じです!
色合いをばらけさせて、より幅広いニーズに答えようという狙いです。
最初のグッズ化はこの4色が軸になります( ◠‿◠ )
ここでは、
「ALIS TIME」の初期カラーの選定を全体で話し合っています。
(企画部門)
「ALIS TIME」をどうすれば人気あるブランドに出来るか議論しました。
ALIS TIMEはあくまでALIS ありきなので1番最初の販売はALIS グッズプラットフォームでと考えています(とけい)
アリスタイムのロゴを使うことに意味をつけていかないと多分、売れないと思うメカ。
アリスタイムの特別性は何かを議論した方が良いメカ。(MEKA)
ブランドは特別さ高級さが大事なのでALIS TIMEはなるべく安売りしたくない。
IPhoneのようなスタイルで考えています最初から考えていたことですが、ALIS TIMEはALIS でしか購入出来ないとずっと決めておく。
外販もあくまでALIS との連携だけ。
最初は苦しむでしょうが、ALIS の人気とともにALIS TIMEの知名度も上がっていく。このスタイルの方が長期的に見ていい気がします(とけい)
あとは、アリスでしか買えないということと間接的にアリスホルダーをしょうめいできること、将来価値が出ることを全面に押し出した記事を打ち出せば完璧メカ。(MEKA)
<企画部門>
ALISのアーティストによるプレミアムデザイナーブランド。 こんな意味付けだめかしら?今は当たり前かもしれないけどこれを永遠の縛りと売りにする。 僕はALISは類まれなる芸術家集団だと思ってます。 なのでデザインを超えて、小説、写真集、動画、裸体なんでも全てのALISアーティストのプレミアアート作品をALIS TIMEはのせていく。(はるか)
7/7 全体でALIS TIMEのロゴ4色のベスト色を検討
7/9 色別デザインの進捗とdesigner's1デザインの選定
4名のDesigner’s1(ロゴ込み)のイラストが出そろう。
話し合った結果、もう1作追加することに
<全5種>
7/10 desiner‘s1とtokei’s1のデザインロゴ入りモデルが出そろう
7/11 desiner‘s1のデザインの微調整を行う
明日投稿予定の記事「ALIS TIME」<motto>の内容を全員で共有
7/12Designロゴイメージ画像をWandaさんが作成
7/13 designロゴ発表記事
「ALIS TIME」<First Model>
→時期を見て、始動することに。
7/15 ALIS TIME< designer's1>Wanda model
7/16 二人目 もやしししゃも
7/17 三人目 MEKAMEKA
7/18 四人目 蟻巣
7/19 ラスト とけい
→予定通り実行
→約30itemを取りそろえる。
ポイントは企画の設計プランを大まかに設計した上で、メンバーの良い意見をすぐに組み込めるような仕組みにしたことです。
そのため、最初の構想より良いモノが出た時点で当初の案は捨てる。
この「捨てる」大切さを学びました。
1.構想はなるべく壮大にする。
2.企画の軸をしっかりと練り上げてから、表に出していく。
3.組織構成を最小限の人数に抑える。作業効率と意思伝達速度を常に意識する。
4.構想には、必ず含みを持たせる。がんじがらめの構想には、よい魅力や発想をうみだすことは出来ない。
5.組織のメンバーの意見は出来る限り、取り入れる。もし採用しないのであれば、その理由を明確に表示する。
6.大々的な企画は、告知を大事にする。いくら企画がよくても、人が集まらなければ意味がない。
7.企画は、集中的に。間延びすると、企画が失敗したように見えてしまう。
8.1の構想段階から、収束地点を定める。裾を広げるだけ広げてほったらかしにすると、組織が疲弊するだけで意味がなくなる。
9.Designerの表現を出来るかぎり、ブランドに反映させる。
10.企画を成功させたいならば、リーダーの熱意が最もカギとなる。
非常に長い記事になりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました!!