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自分と向き合ってみる

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  • nonstop-iida
  • 2020/03/08 14:34
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明日からまた、一週間仕事というこの状況の中残された残り1時間半ほどをどう過ごすか、なんとなく先ほど久しぶりに回答した以下の質問箱。

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何となく素で答えたけど・・・「あれ?なんでだろ?」ってふと思った。

いや、友達がいないのは全然合っていて、でも「なんで自分は今この状態に落ち着いたんだっけ?」というのと、「本当にこのままでいいのか、念のため再考してもいいのでは?」とふと思ったのだ。

なので、すいません。プログラミングとか全く考えなくて、ただのこれまでの振り返りです。一人反省会です。書くことって整理するのにとてもいいから。

1.何故友達がいなくても平気か?

まずは、これ。

一言でいうと、一人が好きだから。でも、振り返ればそうなったのは社会人になり、家庭を持って、更に数年経ってから。

きっかけは何個かあった。

(1) 小学生時代の出来事

  ~ある朝僕は空気になった

本当にそれが真因か、それは分かりませんが。僕にとっての一番のトラウマは、小学校5年生になったばかりの頃に起きました。

当時、ベッドタウンとはいいつつも緑多き田舎に住んでいた飯田少年は、同じ団地に住む小学生集団といつもつるんでいました。

6年生のボスを筆頭に約10名くらい。いつも、みんなで外で何やかんや遊んでました。空き地や竹藪なんかもあるので、当然秘密基地なんかもありました。そして、そこは団地の子オンリーの秘密の場所という暗黙のルールがありました。

しかし、当時飯田少年はまだ無邪気で、同じクラスの仲の良かった友達をそこに連れて行ってしまいます。しかも間の悪いことに、ボス御一行と鉢合わせ。でも、なんだかんだでみんなで遊んだので、あまり気になりませんでした。

➀ 突然の変化

小学生は当時集団登校・下校だったので、当然近所の仲間たちは全員同じ班です。次の集合場所に行って、「おはよー」と声をかけると、何故かだれも返事をしません。「あれ?聞こえてないかな?」と思って、もう一度声をかけますが、反応は無し

それでは、と当時はやってたゲームか玩具かなんかの話をするも、だれ一人反応なし。

「あ・・・そうか、おれ無視されてんだ?」ようやく飯田少年は気づきました。

暗黙のルールを破った飯田少年の行動はボスの著しい不興を買ったようで、「あいつとは絶対話すなよ、もう」というお達しがボスから昨日出ていたようです。

今もそういうところは変わってないのですが、僕は頑固というか負けず嫌いです。なので、悟った瞬間にこう思ったのです。「こんなやつらとなんか二度と話すもんか」あるいは、その憤りが唯一日々を生きるための糧だったのかもしれません。

➁ そして始まる歪んだ日々

結局、次の日から1年間、そのボスが小学校を卒業するまでこちらから話かけることも、向こうから話かけてくることもありませんでした。

でも、通学班や地域での活動は一緒にせざるを得ないので、僕は黙って最低限やるべきことだけをやって過ごしました。始めこそ、苦痛でしたが、途中からそれは自分にとって当たり前となりました。周りに人はいるけど、この人たちは空気。みんなから僕は見えないし、僕は見えても見ないふりをする。

でも、今これを書いていると、どうしようもなくまだ幼かった自分を抱きしめてあげたくなります。多分、辛かったはずです本当は。親に悟られまい、クラスの友達に気づかれまいとしていたはずですから。

➂ あっけない幕切れ

1年後、ボスが卒業すると同い年の子が「もう許すよ」と、申し訳なさそうな顔で言ってきました。「何を?」と僕はできるだけ涼しい声で答え、その後の1年間も小学校を卒業するまで彼と話すことはありませんでした。

気づかれていたのか、気づかれていなかったのか、それも分からない1年間でしたが、僕は友達なんてあっけなく自分から離れていくものだということを身をもって感じました。

クラスの友達たちは仲が良く、友達自体はいましたし、みんないいやつでした。でも、僕はどこかで実は彼らの何か気に入らないことをしてしまっていて、突然また空気のような存在になってしまうのではないか?朝、学校に来るたびに、毎日そう不安に感じていたことをうっすら思い出します。

(2) 中学生時代の出来事

  ~ 誰かを失うという事

次の原因となった出来事は、小学校を卒業し中学生となった飯田少年にすぐさま降りかかります。

飯田少年は地元の中学校ではなく、受験をして都内の私立学校に通い始めます。これは親に言われるがまま、入った感じです。ちょっといい学校に入ってしまったのが、運の付きで、まわりは秀才ばかり。

もはや勉強する気も全くない飯田少年は、1年生の1学期の中間テストからクラスの中でビリをとってしまい親を呼び出されます。

人懐っこかった地元の小学校時代のクラスメイトと比べ、周りの秀才たちは曲者ぞろい。しかも高校・大学とそのまま進学できるスタイルなので、早くも後悔しはじめていたころ・・・。

➀ バンドやらない?

出席番号順に座っていた僕の前の席にいた、A君が突然振り向き、「ねえ、バンドやらない?」そうおもむろに話かけてきました。勉強する気もなければ、なんとなく入ったバスケ部も既にサボりがちだった僕にとって、またとない誘い。

「やろうやろう!」

土曜日、彼の家に行く約束をしました。彼の家は、東京都内23区外で立派な家業を営んでいました。家に行くと、当時珍しい3階立てで、まるでオフィスみたいな建物に少し気後れしたのを思い出します。

彼の部屋に入ると、彼はいきなりエロ本(でら〇っぴん)を取り出し、僕のリュックに放りこみました。「あげるよ」

彼はヒューイルイス&ザ・ニュースが好きで、僕は当時Xに心酔していました。全く音楽性は合わなそうだったけど、バンドは焦らず楽器をお互い買ったら始めようってことで、二人でつるんで遊ぶようになりました。

恐らくうなるほどお金があった彼の家で、彼は自由気ままに振舞うことが許されていたようで、遊びに行くときは、親の財布から金を抜いてそれでみんなに奢ってくれました。(途中まで、沢山お小遣いをもらってるんだと思ってたけど)

でも、まわりの秀才君と違って、自分のやりたいこと好きなことに忠実な彼に僕は惹かれ、僕もまた心を許し、二人でどんなバンドをやるか、他に誰をメンバーに迎えるか等飽きもせずにずっと話していました。

➁ 突然の休み、学校にこないそのわけは

その年の冬、それまで皆勤だった彼が学校を突然休みました。2日・3日とたっても彼は現れません。その頃には他にもしゃべる友達はいたものの、やっぱり物足りず、僕の学校生活は退屈気味になっていました。

そして、4日目の朝、今から大事な話がちゃんと聞くようにと。担任が告げると。校内放送で彼の訃報が告げられました。

彼は誤って、自室(3階)の窓から地面に転落し、懸命の処置がされたもののそのまま帰らぬ人となったのでした。僕は、ふざけるのと自由きままに振舞うのが大好きだった彼のいたずらなんじゃないかな?と初めは思いました。

全く実感はなく、自分の目の前の空席を見ても、何も感じない。というより、何も感じられない。

そうこうしているうちに、葬儀にクラス全員で参加することとなりました。正直それでも、僕には彼がもういないということは実感できませんでした。泣くこともできませんでした。

(3) その後のあれこれ

これは僕のいいところでもあり、悪いところだと思うのですが、自分がダメージを負いそうな出来事があった場合に僕は身を固くして、その刃はあたかも自分の身を切らなかったかのように振舞います。

平気なように振舞い、また平気だと自分に信じ込ませるのです。いや、もしかしたら、本当に平気なのかもしれません。分からないのです。

小学校・中学校の時ほどではありませんが、高校以降も色々ありました。友達や仲間は周りにいましたが、僕はまだ、明日にはまた空気になっているんじゃないか?と漠然とした感覚を覚え、でもそのことにあまり恐れを覚えなくなっていきました。

段々と自分が一人の方が好きということに気づいてから、人の一挙手一投足に自分の精神状態が左右されるような付き合い方を良しとしなくなっていきました。

どんなに学生時代仲が良くても、社会に出て違う環境で働き、違う景色を見ていれば考えや価値観も変わります。昔の友達と会っても、出てくるのは、過去の思い出話だけ。何度したか分からない、学生時代のバカ話くらいです。

2.結局友達は必要か?

友達の定義が今や良く分からないので、自分なりの定義を先にすると、、、

友達・・・無条件で心が許せる相手、普段会わなくても久しぶりに会えば元のまま

仲間・・・同じ仕事や活動を共同でする相手、友達ではないので一線は引く

だと思っています。

多分友達のカテゴリに入る可能性がある相手で、ここ5年以内に会った人間はいません。仮に会ったとして、元のままか・・・は分かりません。し、会いたいかというと、会いたいとはあまり思いません。

子供たちが大きくなり、万が一嫁に捨てられようもんなら本当に孤独なおじいちゃんになる可能性大ですが、そん時はそん時で、近所に老人仲間を見っけりゃいいかなって思ってます(笑)

一つ言えるのは、無理に合わせて誰かとつるむくらないなら、一人の方がよっぽど気楽ってことです。全くまとまりがなかったな。

うっかり読んじゃった人すいません。

 

 

 

 

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