今日は、乾燥についてご紹介します!!
※洗浄で安心すると痛い目にある、それが乾燥です!
【乾燥時の注意ポイント】
(1)日陰 ※日光乾燥(紫外線)は長時間は避けましょう
(2)風通し
(3)熱風はダメです。※45度が限界目安!!
《日陰》※陰干し乾燥がポイントです。
日陰がポイントとの理由ですが、外乾燥はあまりオススメが出来ないのです・・・。理由は紫外線に有ります。人間の肌も紫外線を浴びると日焼けしますよね!?
同様に革も日焼けをします。多く知られていますが、これは夏・冬関係ありません。
ですので、乾燥するときは極力日光は避けて下さい。
また、今回は革スニーカーですが、生地・キャンパス地は洗浄時に弱アルカリ洗剤を使用して、すすいだ後にアルカリ成分が残り紫外線を浴びると、黄変します・・・。原因はアルカリ成分や紫外線だけではないのですが、起因候補になります。
ただ、紫外線は除菌作用もあるので時間に余裕がある場合は乾燥開始30分程度は日光に当てて、以降に日陰干しは効果的です。
《風通し》※風が無いときは扇風機等で代用して下さい。
乾燥は風も必要です。 ※特に説明も不要かと思いますので割愛します。
※写真はイメージで撮影しました。
《熱風》※乾燥は早まりますが、リスクが・・・。
よっぽどの高温じゃ無ければ大丈夫!!と思う所ですが、意外な弱点があるのです。
それは、、、
接着剤の存在です。市場で販売されている靴はほぼ、接着剤を多少なり使っています。この接着剤も色々と種類があるのですが、耐熱温度もあるんです。
弱い物だと、45度ぐらいで溶け出すこともあると言われています。
ですので熱風乾燥をすると、接着部分であるソールや装飾品が剥がれることは有ります。
あくまで完全な私見ですが、新品の靴でもソールと本体のキワを見ると、黄色い物体がはみ出たように見えることが有ります。これは輸送中や保存時に熱がこもって出たものなんじゃないかと思っています。(製作時に出てるのかも知れません)
※陰干し自然乾燥が推奨されています
革製品(靴だけじゃない)を洗うための洗剤はたくさん販売されていますが、乾燥時の注意ポイントには、高確率で陰干し自然乾燥を推奨しています。
説明しきれない部分もありますが、乾燥も重要なポイントだと思って頂ければ嬉しいです。
今回はここまでです。
※次回は乾燥後のチェックポイント プラス α です。
※洗浄、乾燥の後にちょっと仕上げをすると更にキレイになります。
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宜しければ他の投稿も読んで下さい。
※順次紹介している革スニーカーの洗い方手順も有ります。
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