靴クリーニングでは基本的には弱酸性の洗剤を使って洗っています。
理由は靴へのダメージを抑えることを第一優先に考えているためです。
革靴も水洗いしているのですが、革は人間の肌と同じで弱酸性でできています。
自分の身体を洗う時に弱酸性洗剤を使わないと肌荒れを起こしてしまうのと同じで革靴にもダメージを与えてしまいます。
人間の皮脂や汗の汚れは酸性なので正直弱酸性洗剤では汚れ落ちはあまりよくありません。しかし、だからと言って衣類用洗剤に多いアルカリ性の洗剤を使うと、すすぎ残したところから黄ばみが発生してしまいます。
この黄ばみは一度起きてしまうと落としきることが非常に難しく、例えば真っ白のスニーカーだとどうしても薄汚れた感じになってしまいます。
つま先やソールとの間に洗剤は残りやすいので、乾いたときに黄ばみが出てきてしまいます。
白いスニーカーを洗う時は細心の注意を払ってクリーニングしています。
また、程度にもよりますが、ここまで落とせることもありますので、白いスニーカーが黄ばんでしまったという方はお問い合わせください。
戻りますが、革であれば弱酸性の洗剤で洗えます。例えばハンドソープや赤ちゃんの肌にも使えるボディソープなどです。
濡らしてしまうのでシミができるリスクはありますが、洗い終えたらすぐに水分を十分に取り、陰干しで素早く乾燥させればシミになることは避けられます。
洗うことよりも拭き取りや乾燥に力を注いだほうがいいです。
黒や濃茶であればシミがあまり目立たないのでそういった靴はご家庭でも洗いやすいかと思います。
革の質にもよるので注意してください。
普段革靴の手入れといえば靴磨きをしてもらうというのがありますが、内側はそのままなので真にきれいになったとは言えません。定期的に靴の内側もメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。
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