長谷寺で、送迎の車使わせてもらったおかげで、余裕をもって動けた。
長谷寺駅から引き返し、薬師寺に向かう。近鉄の西ノ京駅から近いのでアクセス便利。
じゃーーん!
やっと来ました。薬師寺。多分、修学旅行できてる気がするが・・・記憶にない。
大講堂。修学旅行の学生もいっぱい。
まあ何が見たいって、これ見たくて来たから。
東塔は、1300年前に薬師寺が創建された当時から唯一残る建物。奈良時代、730年創建。高さ34.1メートル。
三重塔であり、間に裳階があるので、六重に見える。去年修復工事終わった。
この建物の凄さについて、組み物やらに関しても勉強していったのだが、難しくって、ほとんど忘れてしまった・・・・読むのに書けた時間が何だったんだ、あと3回くらい読まないと無理かも。
いずれにしろ、単純に同じものを重ねてるわけじゃないわけで、よくもまあ、うまいこと乗っかってるよって感心した。
どんどんちっちゃく作るのだって難しいでしょ。
塔の下にはお釈迦様の骨がって話は聞いたことあったが、仏教において、尊い人には傘をさすっていうのあって、塔の屋根も、そういう意味らしい。傘さしてあげてるってこと。
西塔も綺麗。16世紀に戦火で焼失したものを昭和56年に再建。再建時に、材木の収縮を計算に入れて、500年後に東塔と同じ高さになるよう、30センチ高く作ったそう。
大体ね、凄い神社仏閣あちこち見ても、どこが何だったかとか忘れるくらいにいい加減な味方してることってやっぱり多い。
沢山いけばいくほど、あれ?あそこと似てる?とか見えてくることもあるが、ほとんど、行ったのが無駄になってるんじゃないかってくらい、適当な見学の仕方だって思うことある。
それなので、そうしたくないから、ジロジロジロジロ近くから、遠くから見たりして。時間あれば。
金堂には本尊薬師三尊像(697年開眼法要)が祀られていて、その仏像の姿も素晴らしいのだが、素晴らしいのだらけだと、記憶しきれないのが実際のところ・・・
仏像に関しても、ちょっと学べば、その造りから時代が分かって来たりするようだが、それぞれの寺の仏像については、インパクト強かったり、自分の好みだったりしない限り、ただ凄い美しい、だけだとやはり・・・覚えきれない!
ちなみに、こちらの仏像、国宝だが、
日光菩薩と月光菩薩のくびれは、噂の通りの美しさだった。
それにしてもこの金堂、1976年に再建されたものであるが、これまた巨大。
しつこく東塔を見てから移動。
鎌倉時代に再建された、日本最古の禅堂である、東院堂。
中の落ち着いた雰囲気・・・そして大事にされてきているから、中、磨かれてる感じした。
こちらにも、国宝の仏像、聖観世音菩薩が祀られている。
薬師寺、広い(向こうに東塔見える)。移動して、玄奘三蔵院伽藍の方へ。
玄奘三蔵の頭の骨の一部が納められているとあるが。
後ろの建物の中には、平山郁夫氏による、シルクロードの夜の星空みたいな日本画が描かれた回廊がある。
ほんと広々としている・・・・薬師寺の別院が東京の五反田の方にもあるって話を、ここにいたスタッフの人が教えてくれた。
これ、なんで撮ったんだろ、って思ったら、下に亀。
唐招待寺も近いので、向かう途中で遅いお昼。
ここのセットものが人気のようだったが売り切れていた。