続きです。
去年の10月の京都旅行、二泊三日の最終日。
前の日に、どこのバス停でどのバスだとか、ちゃんと確認しておいた。
なぜなら、その日の目的地に行くために便利なバスの本数が一日一本しかなかったから。
他の行き方でも行けるけれど、乗り換えも多くなるし、お金もその分かかる。
なるべくなら、便利な行き方で行きたい!というわけで、
朝、さっさと朝食済ませて支度して、二条の駅の近くのバス停に行った。
バスの種類もあるし、ドキドキしながらバスを待つと、無事やってきて、それに乗って、まず一安心。次に嵐山の方で降りて、また乗り換える。
道路際にバス停が見えてますね。左側と、右側。
ちょっと余裕で着いたので、あちこち見まわす。
左側のバス停の近くにある茅葺みたいな建物・・・茅葺とかって、囲炉裏の煙でいぶすことで、虫がつくことを防ぐんだよねと、母が言った。
その店は、囲炉裏を使っているようには見えない、飾りとしての屋根だけかもしれない。そうすると、屋根傷むの早かったりするのかななどと考える。
朝の渡月橋の周り、気持ちよい。空が広くて河もあるって、心の中も流れ良くなる。
丸っこい丘みたいな形、あれ、どうしてああいう形?
それにしても川、結構広いよな~
地図を見たら、このあたりだけ広くなっていて、この先もまだ、細くなったり広くなったりしながら続いていくようだった・・・っていうか、めちゃくちゃ長い!
調べてみたところ、渡月橋の辺りのこの川は大堰川(おおいがわ)で、渡月橋より上流は保津川、下流は桂川というそう。しかし、国土地理院の表記では、全部、桂川だとか。wiki参照。
前に来た時のことを思い出す。10年以上前だ。
割とっていうか、一般的には相当な、人生の転機の時に、ちょっと気持ち切り替えたいと思って東京から来た。
京都大阪は、自分にとっては行き来しやすいちょっと遠いところで、日帰りもできる距離。
前から行こうと思っていた、大阪に住んでいた祖母の墓参り(亡くなった時に葬式に行けなかったままだった。)もしたかったし、
そのころ、京都よりの大阪に住んでいた友達に会うついでもあり。
って、友達に会うのがついでっていうのもなんだけど。
大阪で祖母の墓参りをした後、その友人の案内で、京都を楽しんで、帰る日の昼前にここへ来た。
その時は時代劇の撮影をしていた。
広い河原の辺りは、時間がゆっくり流れていて、暑かったのに、妙な涼しい風が吹いてきたと思ったら、たちまち黒い雲が現れてきたのだった。
嵐山から京都駅に向かう途中のバスの車窓からの景色は、雨ザーザーで、よく見えなかった。
…違う話になってしまいそうなので、脱線はここまでとして。
乗り換えのバスが来る時間はそろそろなはずだった。午前9時過ぎ。
バス停にはすでに二人人がいて、自分たちも並んだら、また他にも人が来た。
バスが、時間より少し遅れてやってきた。
乗ろう?と思って、行先を耳にして、あ!!!!
違う。これじゃない・・・反対方向じゃん。
え、まさかバス停間違えた?地図では橋のこの辺だったはずだが。
と思って目を上げたら、向かい側にもバス停があるじゃないか!
道の反対側!!
渡って行ってみたら、その反対側のが自分たちが乗るべきバスが来るバス停で、気づいたのは遅かった。
5分弱前に、自分たちが乗る予定だったバスはもう行ってしまっていた。
言葉でないほどにがっくりと萎えた。
なんでこんなことごときで!!とも思う。
しかし、目の前を、乗るべきバスが行ってしまったときに、あっち側にバス来てるなーとも全く気付かず、
反対側のバス停で、間違えたバスが来るのを待っていた自分!
抜けてる!!
なんて抜けてるんだ・・・・
バス停が両方向にあるって確認しなよw、せっかく早めに着いてたのに、何やってんだよ、自分~~!!!
‥‥という風に、いったんすごく落ち込んだわけでした。
たかが、そんなことで、っていうところがポイント。
しくった自分と落ち込んだ自分に余計腹立つっていう。
・・・どうでもいい話ですが読んでくださりありがとうございます。
次回は気を取り直した記事に続く。