前回の記事の続きです。
こすもすトラベルで見て、行ってみたい!と思っていた三千院、やっと行くことができた。
自分が訪れたのは10月なので、空いてはいたものの、
緑。
緑だらけ。↑お地蔵さんを探せ、ですね。
あちこちにお地蔵さんがいることは、こすもすさんの記事で知っていたが、それにしても多い。
くぼみにはまっていて、可愛らしい。
ほととぎすの花が咲いていた。
時々建物などの赤がある以外は辺り一面緑一杯。
それにしても三千院、敷地広い!
人気のお地蔵さん達。
どれもかわいい。
しかし三千院で、自分が最も心惹かれたのは、国宝 阿弥陀三尊坐像!
観音菩薩と勢至菩薩の座り方が変わってる!大和座りという、膝を開いたような正座で、腰を浮かしている。
じーっと見ていたら色々気になってきた。
ちょうど本堂の中の端っこにお坊さんがいた。紙に筆で何か書いていたが、紙をくしゃくしゃっと丸めて、またやり直しみたいなことを数回していた。
ふと話しかけてみた。
というのは、前の日に鈴虫寺に行った時のこと。
まー-、その寺の商売っ気にはただただ驚いたのだが、法話の中で、
お寺にお参りするのに、写真撮るだけの、観光しに来ている人が多い、
観光じゃなくて、参拝してください!お寺の人に話しかけて見たりしてください!
と言っていたのを思い出したから。
そうやって、ただ観光して帰るのではなく、参拝して、お坊さんと関わって、何か得て欲しいみたいな話。
で、難しい顔していた若いお坊さんに、話しかけた。
なんであんな座り方してるのかと。
すると、あれは古い座法で、大和座りと言って、すぐに立ち上がれる座り方だと。
阿弥陀如来とともに、亡くなった人をお迎えに来ているところなので、お迎えに上がった姿勢なのだった。もう今まさにってわけ。
観音菩薩が手に何か持っているけれど、あれは何かと聞いたら、
蓮の花で、亡くなった人の魂をそれに入れて運んでいくためのものと言う。
蓮台っていうらしいが知らなかった。
勢至菩薩は知恵の神様で、頭の上の水瓶に知恵の水をいれているそう。
合掌しているけれど、合掌ってそもそもどういうことなのか?
合掌は、お任せします、尊敬する方に自分の運命を委ねます、みたいな意味。
どんな人生も受け入れます、というか。
ちなみに、色々聞いたことを、スマホで撮った写真に、説明を追加、でメモっていたのに上手く保存されていなくて消えていた・・・google photo
つまり、合掌は、なんとかかんとかお願いします!じゃなくて、
すべて、委ねます、お任せします~という感じなのだな。
あんまりお坊さんの邪魔してもいけないので、質問終了した。
お坊さんの気分転換になったかなw
見飽きない仏像だった。周りの雰囲気もいいし!
もっとゆっくりしたかったが、時間が限られていたので、次の場所へ。