2020年8月の北海道旅の終わりは稚内。
礼文島から稚内に戻ってきた。
夜、稚内駅に行ってみた。
フリースペースには人がちらほらいて、何かしていた。
駅、ピカピカ。
稚内で泊ったドーミーインは、チェックインするときも、大浴場でも、人多いな!と思った。
そういえば、食べたことないけれど、ドーミーインの無料夜食の夜鳴き蕎麦って、
出張などでやってきた会社員などが、すぐ部屋にこもりがちだから、人が集まるスペースに夜鳴き蕎麦を食べに来ることで、コミュニケーション図れないかと考えたのがきっかけ、みたいな記事、読んだな。
ドーミーインの人気ポイントは、天然温泉の大浴場やご当地の食材を取り入れ、ご当地メニューなどのある朝食ビュッフェ。
稚内ではミニ海鮮丼があって、それをいくつもわんこそばのように食べているお客も見かけた。
稚内駅前ロータリー。駅前に、今っぽいゲストハウスもあった。
前に稚内行ったことある友人が、稚内(駅前)何にもない!ってやたら言ってたから、ほんと駅がポツンとあるだけかと思ったらそんなことないじゃん。
日本最北端の線路とある。
立派な新しい駅で、土産物屋やイートインコーナーもキラキラしていた。
しかし運賃表見るとずいぶんとシンプルで、電車の本数もやっぱり少ない。
前はどんな駅舎だったんだろうなぁ。
こちらにも最北端の線路とあった。稚内駅は昭和3年の12月に開いたのか。
昭和3年ってどんなだったんだろうって調べたら、NHKラジオで新年最初の一声を、本物の鶏に鳴かせたとかキリンレモンや崎陽軒のシウマイの発売、日本初の空中ケーブルカーが比叡山にとか、もう、新しいニュースだらけ。
礼文島の「あつもん」と似たテイスト?の優しい感じのマスコット。出汁之介。
利尻昆布食べ過ぎて、身体の下の方は昆布色になったアザラシ。
豊富って書いたら当然、ほうふって読む気がする。とよとみ、らしいが。
駅前から周辺見通し良い。
確かに、周りにごたごたないから、何もないっていう表現合ってるのか?
近いのか遠いのかもわかりにくい。
礼文では天気悪かったのに、稚内ではこんな青空・・・ちょっとロシアっぽい?
行ったことないけれど。
水の中覗き込む・・・なんかいっぱい付いてるんだけど・・・
稚内の観光スポット。北海道遺産。
稚内港北防波ドーム(わっかないこうきたぼうはどーむ)。
昭和6年から5年かけて作ったらしい。全長427m、高さ13.6m。柱は70本。
南樺太が日本領になった頃、稚内港が作られ、当時、強風や波で人が海に落ちたり事故が多かったので、この防波ドームを作るに至ったそうだが、作った人、結構大変だったみたい・・・
まだコンクリートが資材として導入されたばかりの頃で、コンクリートで建造物なんて、資料もない、みたいな時代。
北海道大学卒業して3年目だった土谷実氏が、いきなり任されたそうで、それも2か月後に着工しろって!
土谷氏の卒論のテーマが「コンクリートアーチ橋梁の設計」だったから任せられたとか。しかし5.5メートルの波が来るようなところにどのようなものを作るか、先例がない時代だったらそれは相当大変だよな。
撮影などにも使われているらしい。
確かに美しい土木遺産。
周りうろうろしていたら、この花(バラかね)がよく目に入った。
稚内公園の開基百年記念塔あたりからの見晴らし。
ここの住所、「稚内市ヤムワッカナイ」だって。
稚内に来た人が、時間あればきっと行くであろう宗谷岬。
銅像は間宮林蔵。
日本最北端らしいがいまいちピンと来ないのは、天気が穏やかだからだろうか。
しかしライダーや自転車で来た人たちがひっきりなしに記念写真撮っていた。バイクもキャンピングカーも結構見かけた。
自転車の人は感動スポットなんだろうな。
43キロ先にサハリンが見えるらしい・・・
お店やってるんだかやってないんだかっていう店が多く。
この辺りでは、なんでも日本最北端を謳う模様。
日本最北端の神社らしい。
最北端辺りで美味しいものを食べようかと思ったが、まさかの大混雑だったため(北海道では、外であんまり人見かけなくても、人気の飲食店は店内客いっぱい!)、お昼食べないまま空港へ。
空港のレストランで、珍しくラーメンを頼んだ(脂っこいの苦手な自分でもいけそうな感じのだったから)。
すると!写真で分かりにくいが、ホタテが大きい!
凄い満足感あるホタテラーメンだった。
さよなら稚内。2020年8月の北海道旅行はこれで終わり。
長々と読んでくださりありがとうございました!