続きです。
3月終わりの広島。思ったより涼しかった。旅行二日目、細かいプランはないが、
早く出るに越したことはない。
駅までは数分。
駅の入り口に、リトルマーメイドがあった!
東京にも以前は結構あった気がしたが、今はどこにあるのだろう・・・ないのかな。
表参道にあったアンデルセンもなくなっちゃったし。
というわけでさっそく入ったら、食べてみたいパンがいっぱいあり、電車の時間気にしながら、あわててパンを買って、ホームへ。
地上からホームへは下がるため、薄暗い。
自分たちが立っていた側は、結構人がいて、電車に乗りつつパンを食べようなんて思うには、通勤電車待ち!っぽかった。
わ~~~~~!!
・・・こういう昔の電車絵本みたいな車両、普段見慣れないから、すごい旅っぽくて気分上がる。
「普通」っていう文字もカッコいい!!
これでいいんだっけ、とりあえずこれでいいんだっけ、とドキドキしながら乗車。
三原ってどこ・・・と思いつつ。
30分ちょっとで着くのだが、
連れは乗り物に乗るとすぐ寝るので、こちらはぼーっと外に目をやった。
このわっかのつり革、対面シート、シートのカバー、窓枠、腕置き・・・こういうのって、自分が子供のころの電車イメージ通り。
どれだけ長く、この車両、働いているのだろう。
尾道着いて、ホームを歩きながらも電車に目が!
長いホーム!・・・って感じるのはなぜだろう、普段東京でも長いホームはあるのに。
後ろも撮ろうとする・・・躍動感ないけど。
いつまでもホームで沸き立ってて、連れが、早く行きたさそうにする。
まぁ、ちょっと待ってよ。
どう動くかこれから決めるし。
電車って、これに乗れば、どこまで遠くまで連れてってくれるんだろうというワクワク感がある。
ひらったくて、周りも広々とした尾道駅。
駅を背にして向かい側も、ひろ~・・・あっちまで行って帰るの面倒だなと思わせる広さ。
いきなり商店街があるわけでもない。
どこからどう動くか、まず、地図を広げる。
(続く)