マルタのラバトの地下墓地、カタコンベは、ローマ時代、イムディーナの中に墓は作れなかったから、イムディーナの外、ラバトに作ったというわけ。
一番大きい、聖パウロのカタコンベと言われる地下墓地は22万㎡以上。4~5世紀に作ったとか。キリスト教徒のカタコンベだけでなく、ユダヤ教徒のもある。
聖パウロのカタコンベ。
まるで公園のように囲まれた中に入ると、地下墓地への入り口がいくつもある。
20か所の入り口が公開されているらしい。
中に入り、降りていくと、
迷路のように広く、
埋葬する場所だけでなく、いくらか用途のあるスペースもあり、
埋葬した死者と最後に食事するための円卓もあったり。地下墓地は中ではつながっているらしかったが、見学する方は、一階上がってまた違う出入り口から降りて、を繰り返した。どこもだいたい同じ感じなので、いくつか出入りしたら、もういいかという気分になった。
カタコンベの周りには、何かとカタコンベの文字があり。・・・カタコンベジュエリーってどんなだろ。
狭いので、路駐いっぱい。
扇形のスペースに建っていた建物。窓も面白い。
聖パウロ教会も、人気の観光スポットで、聖パウロがいた地下洞窟が、この教会の下にある。自分は、ミサの時間に行ってしまったので、中は見れなかった。
聖パウロはローマに送られる途中、遭難してマルタに漂着。マルタの人たちが介抱してところ、現れた蛇にかまれたのだが平気だった・・・ので、聖人!!だ!となり、
洞窟の下に隠れつつ、布教したそう。聖パウロの布教きっかけで、マルタがキリスト教徒だらけになったみたいなので、重要人物ですね、マルタにとって。
ゴゾも、イムディーナ、ラバトも、聖人関係のエピソードが面白かったり、
教会も、見どころがちょっと変わってたりするので、行く前に予習していった方が良さそう。あとで調べると、あ!そこ行かなかったwとか、見とけばよかった~となる。←自分。