2021年の11月の京都旅行の話の続きです。
東山も、びっくりするほどの混雑だった。
着物を着ている若い人がたくさんいて、レースの飾りがいっぱい付いたドレスのような着物の人も多く見かけた。
日本最古の庚申堂だという、八坂庚申堂には、人、特に若い女の子がぎっしり!
全然人写っていないこの写真。実際には周り、人がまさにひしめいている。
変な欲で願望達成の気持ちがぶれるのを制するために、くくり猿という、丸っこいカラフルな(猿の手足を縛った形?)ものに、願いを込めて、おみくじみたいに括る場所に括り付けると、願いが叶うそう。
そこを通り過ぎると、左側にちょっとした行列があった。
思わず買ってしまった、モンブラン。これ、気をつけて食べないと、モンブランのクリームがぱらぱらと下に落ちてしまう。周り見たら、いっぱい落ちていた(ほかの人もこぼしたってわけ)。
ボリュームあるように見えるが、ふんわりしてるので、それほど食べ応えない。
栗の味のクリームはすごく和栗!って感じで美味しかったが。
八坂の塔の中に入れる日だったようで、窓から外を見る人がちらちら見えた。
東山にその日やってきた目的は、祇園閣。
祇園祭の山鉾をかたどったこの建物は、昭和2年に大倉財閥の創始者の大倉喜八郎氏が自分の別荘の敷地内に建てたそうで、設計は伊東忠太氏。平安神宮や築地本願寺他沢山の建築物の設計をした人。
伊東忠太氏の建築といえば、面白い妖怪があちこちに見られる・・・・
是非中見てみたい!
高さ36メートル。てっぺんにいるのは鶴。
大倉喜八郎の呼び名に由来するらしい(子供の頃は鶴吉で年取ってからは鶴翁といった)。
建物、なんか顔っぽくも見えるな。お城のゆるキャラ。
特別公開、前もって予約しなくても大丈夫だった。
入り口の狛犬?がスフィンクスみたいな雰囲気。
結構大きい狛犬。
伊東忠太氏の妖怪もそうだが、生き物が、今のインテリア雑貨にでもありそうな可愛さ。
ライオンだねー。
中は、敦煌?極楽浄土?シルクロード?(敦煌莫高窟の壁画の模写だそう。)カラフルな壁画がいっぱいで、途中に伊東忠太氏の妖怪もいて、楽しい!
上に登っていくと、眺望がまた良い!ぐるっと一望!
祇園閣の中は撮影禁止。
眺望も撮影できないが、結構前は撮影できたみたい。
(その様子が分かる記事もあり。)
見ごたえあって、特別公開見に行けてよかったと思った。
祇園閣の特別公開、おすすめです。