宇治のあと、伏見稲荷に行った。
伏見稲荷、過去に来た記憶が定かでなかったので、それは来てても来てるうちに入らないだろう。
伏見稲荷って言うと鳥居がずらっと並んでいるというイメージしかなかったから、思ったより入り口あたりが大きくて驚いた。
凄くはっきりした色だと古さが分かりにくいが、1589年豊臣秀吉造営の桜門。
入ってすぐ右に能舞台。これは明治15年に奉納されたものらしい。伏見稲荷大社のHPに説明出てなかった。
これだよね、人気なのは。
最初はぎゅうぎゅうではなくて、隙間に足してるうちにこうなったのかなあ。
奉納した年度もばらばらみたいだし、壊れたら入れ替えてる感じだし。
人がいなくなったら、撮る!とか、記念写真で自分たちだけ撮る!とか、
人によって撮りたい画があるので、譲り合いではあるのだが、中には、いらっときてすたすた通り越していく人もいる。速やかに撮ってどいてってところだろう。
外国人にも人気らしいから、混んでるときは行列するのかな。
どこからどこまでが千本鳥居なのだろう。
細かい鳥居も合わせたらどれだけあることやら。
重かる石という、重さイメージと実際の違いに驚く石が置かれているところに、人が少し並んでいた。他の神社では、重かる石はコロナ感染防止のために中止、とあったが、ここではその時は中止していなかった。
他の神社も見てる人なら、気にしそうなものだが、そういう時は忘れるのだろうか。
山を登るように、どんどん、道は上に続く。
自分は、上に行けるなら上に行きたい性質で、見晴らしいいところあるなら是非行きたい。しかし、友人は見どころ見たら、余計に歩きたくないので、やはり気が進まないようだった。
が、もうすぐ夕日だし、結構みんな行ってるし(人が途絶えない。カップルや男女グループも多かった。)、レンタルらしき着物となれない足元でも向かっているようだったから、そう大変ではないだろう、と、進んだ。
しかし、時々現れる看板を見ても、どっちなのかいまいちわからず・・・これ以上行くの、友人が嫌がりそうだからこの辺でやめるか、と、途中で、降りる方向に折れた。
伏見稲荷大社を正面から見るとすると、左側にある道の方から降りて行ったということ。
その脇道的なところにも、たくさんの稲荷、鳥居があったのだが、怪しげな?宗教が絡んでたり(日本のではないと思う。韓国とか?)、これ、鳥居どけたら、お墓じゃないか??という感じに。
家族ごとの墓石の周りに鳥居つけてるような感じだったのだ。
お墓なのかな・・・?!
途中、猫を何度か見かけた。
大人しい猫ばかりで、人間にちょっかい出されても、余裕。
謎の鳥居や、カエルの像だったり、不気味さが増してきた頃に、降りきり、
ちょうど、夕日の落ちる頃で、みんな撮影体制。
鳥居に目が行くばかりであまり注目浴びてない本殿、横向き。
15世紀のものらしい。
本殿、正面。前からと横からの違いが凄い。正面、派手だし。
伏見稲荷大社は、全国3万社ある稲荷神社の総本宮で、奈良時代である711年からここにあるという。(HPに書いてあった。)
狐は神様の使いだそうだが、昔は身近なところに狐いたのかな・・・。
山登りうんざりしていた仲良しさんが、夕日撮影に夢中になっている間、ぼーーっと待つ。
そしてまた電車に乗って、宿泊地である大阪に戻る。
ここのホーム、電車との隙間広かったな。
カーブがあって、ホームと電車の間広いので思い出すのは、自分の場合、小田急線の代々木八幡駅であった。今はどうか知らないけれど。