ドバイの人工的な景観、高層ビルは想定内だが
街(下町っていうのとは違うと思うけれど)の方に行って驚くことがあった。
ちなみに、デイラ地区という古くからスーク(市場)のあるエリア。
それにしてもセダンが多い。
壁画ちょっとおしゃれ。
とにかく暑くて、早く涼しいところないか・・・って。
叩きつけるような暑さ。
この電話、機能してるのだろうか・・・
ドバイの3大スークという、スパイスのスークと、ゴールドのスークと、オールドスークっていうのがあるのだが、オールドスークは運河を渡ったところにある。このたびは、スパイスとゴールドのスークに行ったのだけれど
まぁ、このように綺麗に山積みにスパイスやドライフルーツ、ナッツが並べられている市場の風景は中近東などで良くある光景ですよね。
トルコのバザールもこんなだし。ヨルダンでもモロッコでもパキスタン(パキスタンではこんな観光客向けの綺麗な積み方は見てないけれど。自分は。)でもそう。
しかし!
めっちゃ驚いたことに、とにかく客引きが性質悪い!!
世界最悪じゃないか?
この時、そんなに通行客いなかったから、余計にやられたのかと思ったら、他の人のブログにもあった。あちこち行ってきてるけれど、世界最悪の客引き!とか。
というのも、自分はこういうバザールの客引きには慣れている方で(イスタンブールにひと月半滞在してダラダラしていたから)、
まず、うるさい、勧めてくるとする。例えばイスタンブール。
日本語で話しかけてきたり、あれこれ試食勧めて来たり、お茶持ってくるからって言って、あっという間にお茶出してきて、足止めしたり。
この上の写真のイスラム用の香料(アルコールが宗教的にダメだから、香油みたいなのを服やハンカチにすりつける)も、要らないって言っても付けて来たり。
香り系はモロッコでも多かった。
ヨルダンではそういうことなかった(自分の知る限りでは、結構品のいい中東国で、失礼なことされるどころか、人が親切だった)し、
パキスタン(カラチ)ではそもそも観光客少ないせいか、悪質な客引きっぽい行動はしてこなかった(びっくりした顔でジロジロ見られたとしても)。しかしパキスタンのバザールでは、店頭に積んであるものには既に虫がついてたりするから、買うなら店頭のでなくて、奥の袋とかから新しいの買った方がいいと言われた。実際、スパイスの中に小さな虫が入っていることも珍しくないし、お米なんか小石や虫が入ってるのは普通なくらい。
モロッコも、日本語で声掛けしてくるのはかなりうっとおしいし、絶対ふっかけてるなって感じの営業してくるけれど、トルコほどしつこくないし、逆に写真撮ろうものなら怒り狂って、消せ!とか撮ってないか?とか怖いおっさんが駆けよって来たりしたことも(マラケシュ)。
トルコはしつこいけれど恐怖感はなく、モロッコはしつこくないけれどちょっと恐怖感はあるところもあった。読めなさすぎて不気味というか。買わないとわかると露骨に不機嫌になるとか。平静な顔してどうどうとぼったくってくるとか。
で・・・・なんでドバイの客引き最悪!!って思ったかというと、
客引きしてきても知らんふりしてたら、いきなり腕を強くつかんできて、手の中に無理やり、ドライフルーツみたいなの押し込んでくる!
つかみ方が暴力的。
いらないってというと、強い口調でなんか悪態ついてくるし!
しかもその雰囲気が怖い。
怖すぎ!
びっくりして、そそくさとその場を去った。
あーーーびっくりした!!と思いながら、市場を出ると、外は商店が並んでいて、
こういう感じってイスタンブールで見たな・・・
ここは布地の問屋街みたい。
浅草橋っぽくもあるが? カラチにもこういうところあったなぁ・・・と。
イスラム圏の問屋街ってどこもなんか似た雰囲気ある。
アーケードの中にも扇風機。
真昼間に地元の人は当然、買い物なんか来ない。よっぽど急いでない限り。
暑いし、あんまり時間も余裕でもないから、見回りながら通過。
こういう既製服、トルソーに飾るときは、後ろから引っ張ってかっこよくピンでとめてたりする。実際はかなり大きくずどんとしたデザインでも、スリムに見えるように飾ってあったり。
観光客もいない。やはりまだコロナのこともあって少なかったのかも。人。
真昼間(まだ昼より前)でも観光客は動くかもだから・・・?いや、もしかしたらプールにでもいるのかな。観光客。暑い国のバザールは夕方の方がどこも活気あるし。
スリも多いそうだけれど。夕方以降は。
道のど真ん中に車。奥にモスクが見える。
お土産で革製の靴やバッグなど革製品を買う場合は要注意。民族的な革のスリッパみたいな靴とか。
大体日本のように革の加工を丁寧にしていないために、革の臭いがすごい強くて、帰国してからこの臭いどうにかならんか、、、となる。もちろん、臭わないのもあるが。目利きの地元友達なんかいればいいけれど、観光でふらついてる場合は、やばいの買ってしまう方が多いかも。
ドバイで何て言うか知らないけれど、バキスタンで、革の、アラビアンナイトみたいな靴作ってもらったことあって、足に合って肌あたりも良くて気持ちよかったが、割とすぐに、外側の飾りが取れてしまった。
モロッコのお土産で友人がくれたものは、匂いがきつすぎて、室内に置けなかった。
あと、スカーフみたいなのも店頭で発色良くても洗濯したら一回で色が半落ち!みたいなのこともざら。もちろん、色移りする。
トルコのガラスのカップなんかもそうだけれど、ガラス製品持ち帰るのはなかなか心配。真鍮の飾り物は、後で変な色になったらピカール金属磨きで磨けば綺麗になる。
ゴールドスークに着いた。
インドの俳優の写真、この女性(カリーナ・カプール)の顔、20年前から変わんない。左のアニル・カプールも変わんないけど。
どっちもカプールだけれどインド俳優、なんとかカプールとかなんとかカーン多すぎ。
ベンチがあったから座って水飲んだ。
ゴールドの店が並んでいるのだが、これこそ知り合いとかいないと、交渉できる自信ないし。堂々とぼったくられるかも知れない。
しかし店によっては、店主善良そうで嘘くさくないかなってこともある・・・が、ドバイの市場では店に入らなかった。
シルバーくらいなら相場大体見当ついたり、日本よりは安いなって思ったりするが、
ゴールドだと細工料乗ってたり、金の純度での違いも分かんないからな。
立っている人のかっこうからしてもパキスタン人ぽいし、左奥の店もパキスタン料理。パキスタン人、ドバイに多いって聞くけれど、この辺りもそういうエリアなのかも。食べ物はおいしそうだった。
カラチにこういうところあったなーー
カラチの日中も、もう一瞬で干からびる暑さだったなと、パキスタン思い出す。
ドバイ、カラチに結構似てるところ多い。アラブ首長国連邦!って感じの高層ビル地帯やキラキラピカピカのところを別としたらの話だが。
カラチの方がごみごみしてたり、道がぼろいところあるけれど、ドバイも回ったら色んなところがあるのだろう。
勇気を出して、灼熱の中へ・・・
目指すは地下鉄の入り口。
いきなりまた、ドバイっぽくなる。
キラキラピカピカ
ずいぶんきれいに清掃されてる。
車内の注意書き。 えーー、チューインガム禁止?飲食しても罰金か。
ちなみにこの電車に乗った時に、一斉に乗ってた人がジロって見てきて。
乗っちゃいけない車両かと思った。
車内には、男だらけで、男性専用車両かと思ったが、ひとりだけ女性がいた。
基本的に女性は電車に乗らないのだろうか?
働きに電車で出かけるのは男だけとか?
無事に空港に戻り。
また広い空港内通過して。
ドバイから、ギリシャのミコノスへたった。
でもって、帰りにまたドバイの空港に来た時には、調子悪くて。
帰国した後、コロナ発症。…って空港の話と関係ない。
次記事では、ドバイではない空港の話。
読んでくださりありがとうございます!