マルタの見どころのひとつ、古代遺跡を巡ってみた。
エジプトのピラミッドよりも古い遺跡がマルタにはある。
古代遺跡とかって、ほんと大きな石が積まれてたりで、興味のない人には退屈そうだし、実際、暑くて結構歩くとなると、本当はどうでもいいんだけど、見どころだから、見ておくかという感じで訪れる人も多いんじゃないのか?
そんなことないのかな?
古代遺跡なんか退屈!って人にも見てもらえたらいいなと思いつつ、簡単に紹介します・・・?
青の洞門から割と近い、ハジャー・イム神殿と、イムナイドラ神殿。
まず、エントランスの建物で、解説映像を見て(4D・・・短い映像の最後の方で、雨粒が降って来るw)、資料なども見てから向かう。
ちなみに、エジプトのピラミッドの古いのは紀元前2600年代。
こちらの遺跡は、紀元前2800年代のもの。
カバー掛けてある。
どっかで大砲の音がして、振り向く。
こういうところを歩くわけ。直射日光の下を・・・
ハジャーイム神殿
1840年~1893年に発掘。柔らかい石でできてるので、風化を避けるためにテントで守っている。
建設当時、大きな石は、横倒しにして、下に、丸い石をいくつも並べて、ゴロゴロと、ローラーのように丸石を使うことで、運んだそう。
こんな綺麗に立ててあるけれど、後世に再建したっぽい。
この台の上に動物置いたそう。生贄。
オリジナルは、博物館に。
ここで発掘された貴重なものはみんな、首都バレッタの、国立考古学博物館にある。
(↓国立考古学博物館で撮ったもの)
これは祭壇で、ぶつぶつは、カレンダー。5千年前の暦。
どうやってくりぬいたんでしょうね・・・
ハジャーイム神殿で発掘されたマルタのビーナス↓
首がない像、下半身だけの像が多いのだが、それは元からなかったからかもという説もあるそう。
つまり、顔は重要じゃないそうでw
ハジャーイム神殿から少し先に、イムナイドラ神殿がある。
右の方に、見えてる。
サボテンだらけ。つまり、暑い。
あちらの島にも神秘的なストーリーがあるらしいが、1971年までイギリス軍の爆撃の的として使われていたwのろわれそう。
坂を下って見えてきた(つまり帰りは上り)イムナイドラ神殿。
またおんなじ感じかい?と思う人いると思う。
さきほどのハジャーイム神殿の柔らかい石より硬い珊瑚質の石、で作られているから、より美しい状態で残っているんだって。
だいたい、巫女が祈ったりする儀式の部屋や、生贄置いたりする台があったり、ぶつぶつの暦があったり。
他のサイトでこれらの遺跡のことを見てみたら、紀元前3700年代と書いてるところもあるが、マルタの政府の記事ではハジャーイム神殿は紀元前2800年代とある。
・・・ずいぶん違くないかw
いずれにせよ、ピラミッドより古い。
そしてまた、入り口に戻るわけよ。
(続く)