ヴァレッタの城塞入り口向かって右の方にあるフェリー乗り場から、5~10分で行けるスリーシティーズ。
結構ガラガラ。乗り込み終わった後でも1割強しか席埋まってなかった。
8月の太陽強すぎなので、船内ですらも日陰を選んだ。
あっという間に到着。
倉庫とボート。観光客以外の人は歩いてないようだった。
スリーシティーズはヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワという三つの街の総称で、ヴィットリーオーザは1530年にマルタ騎士団がマルタに着て最初に作った城塞都市。三つの街と言っても、突き出た二つの岬のような防波堤のようなエリアと、その二つの根元部分の街、といったところ。
船がついたのは、根元部分のコスピークワ。街名の意味は、「顕著な街」だそう。(リンク先は、詳しく書かれた他の方のブログ記事)
ボートが停まっている様子が、素敵らしい。確かに日本の小さな港だとこういうさわやかさを感じたことはない。
有名な聖ローレンス教会は、中は見れなかった。見れるタイミング、決まっているみたい。
スリーシティーズについては、見どころないって思う人もいるようだが、先ほどの船着き場や、この教会や、ヴィットリオ―ザ先端の聖アンジェロ砦などは情報見かける。
日陰~~と思いながら進んでいくと
すぐ雰囲気のある路地に。
ここもまた、映画で使われそうな。時間がゆっくり。
広場に出た。
やっぱりイタリアにありそうな感じかなぁ。
中心広場近くのマルタ料理のレストラン。
中はこんな感じ。
すごく広い。お屋敷だったんじゃないかなぁ。うろうろできるくらい広くて、トイレも広かった。
さて、これはそのレストランからすぐ近くの、Inquisitor’s Palace(宗教裁判官宮殿)のキッチン。
よく日本の古い家屋の台所とか見るのとずいぶん違って、明るく、雰囲気良かった。
静物画のデッサンに使われたのではないかと思うような、絵画的。
タロットカードのカードみたいな?天井。
光の入り方が美しいけれど、ここは、怖い屋敷なのです。
宗教裁判官の暮らしがわかる家具やら資料などもあるが、
刑務所部屋、お仕置き部屋もある。つまり拷問部屋!
男性用、女性用と。
かなり広くて見どころ多いが、怖い部屋はどうも撮る気になれなかった。
また外へ出て、聖ローレンス教会の所まで戻り、もう暑くてたまらなかったが、せっかくなので聖アンジェロ砦くらいは行ってみようと・・・近いし。
途中、ジェラートの誘惑。
聖アンジェロ砦にはすぐ着いた。
資料を見つつ、涼む。
先端の向こうにはヴァレッタが見えている。
人いない、からっからに、暑い・・・ここがマルタ騎士団に使われていた時代、どんな気持ちで過ごしていたのだろう・・・水はどうしてたのかな。
なんか余計なものが取れて、やることだけやるっていう気持ちになりそうな・・・兵士的な気分になったのだけれど!?
これまた展示物多い、船舶博物館みたいなところに寄った。
見るの大変だった。
水、がぶ飲みしつつ、船着き場に戻り。
船を待ちつつ、靴脱いで、プールに足を浸すように海に水ぱしゃぱしゃ。
船の近くって、オイル出てたり汚いのかもしれないけれど、
まったく気にならない、気持ちの良い水だった。