夏期講習の提案をしてきた塾の営業トークがなかなかうまいなと思ったので記録しておきます。
↓中2息子の夏期講習の提案をされました。
僕も営業マンなので転用できる部分もありそう。
勉強になりました。
何が優秀だったのか言語化しとこうと思います。
わからなくなっちゃいますからね。
流れが絶妙だったと感じました。
オープニングトークでは息子の塾での様子や息子と面談をしたことを中心に世間話。
親の知らない息子の情報を親は欲しいので、気楽に話をする感じになります。
相手も基本いいとこしか言わないので、こちらとしても悪い気はしません。
「集中して聞けている」
「わからないところは質問できている」
そうやってまずは心をほぐす。
気楽に話をできるというのは営業マンにとっても重要なとこですね。
希望校や今の学力だとどのくらいの学校に行けるかなど、情報を交えて解説してくれます。
高校受験に疎い人にはありがたい情報提供です。
どんな学校があるか、受験の仕組みなどいろいろ質問させてくれます。
まだ中2だと思っていたのが、もう中2みたいな焦りや不安を勝手に感じてしまうわけです。
希望するくらいの高校に受かるには、これくらいの学力がいるというラインがわかります。
現在地のギャップにもっと勉強させなきゃと勝手に思わせるんですね。
相手は不安を煽るわけではありません。
親が勝手に感じるわけです。
まぁ多くの親は希望と現実の差を感じると、勝手に不安を感じるでしょうから、うまいテクニックですね。
面談の目的はここなんでしょうね。
夏期講習の申し込み。
しかもどれだけ枠を取ってもらうか。
これが塾側としては肝の部分です。
一番稼ぎ時となる夏期講習。
普段の様子→現在地と志望校→夏期講習
うまい流れです。
志望校へのギャップを埋めるのに夏期講習やった方がいいなと思わされました。
提案はたくさんコマを取って欲しいので多めに。
そして、あくまで押さないこと。
相手に決めさせるようにすることですね。
塾から専門性の高さに信頼して、任せようかなって思っちゃってます。
ここで押さないことが信用につながることを塾の側もわかってます。
(減らすならお好きにどうぞ。でも、今しか復習はできませんよ)このスタンスが営業としてうまいなと感じました。
やはり大手の塾は営業トークがうまいですね。
マニュアルもあるんじゃないでしょうか。
今回学んだトーク術は営業にも活かしていこうと思います。
相手がすでにウチに頼むことを決めている場合のオプション追加みたいなときに使えそうです!