どうもはじめまして、極度妄想です。
ALIS、バージョン更新おめでとうございます。これを機にALIS始めてみたいと思います。
ここでは感覚的な話を結構したいかなっと思っていまして、カタカタしたことは全部Mediumに投げます。プライバシー技術とかスケーリング技術興味ある方は僕のMediumの記事とか読んで頂けると嬉しいです。
プライバシー技術の偏見と実際
ハンターハンターでイーサリアムをプラズマまで理解
本名でてるじゃんって?そうですね、初めて「玲於奈 DQNネーム」でググった時は親に申し訳ないなと思いましたが、”ネットの総意”によると玲於奈はドキュンネームではないそうです(まるで裁判で「勝訴」とマスコミに紙を開くかのような表情)。ただ、このクエリでの検索はそれなりに多かった笑
さて、僕がこの前日本では少々悪名高い数学者チャールズ・ホスキンソンのサムネイルでこのYoutube動画が紹介されたので、ちょっと見てみようと思い、開いたら一時間半がそのまま流れました。Web3.0や分散化ムーブメントがアダム・スミスからの経済学の文脈で語られています。
自由主義、新自由主義、アナーキズム、これらはどういう風にお金への態度として現れるのか。その中で暗号通貨はいったいどういう存在なのか?みたいな話です。個人的にはアナーキズムより酷いチンパニズムの存在を提唱したいですが、話がややこしくすらなれないので、ここではやめておきましょう。
超速で動画の内容解説しますと、
①ハイエクというナチス影響下のオーストリアにいた自由経済主義の学者と、ケインズという公共事業と政府主導の大切さを訴える経済学者が対立していて、その対立は今も主要な論争になって学会を二分している
②ハイエクの弟子フリードマンは、政府・中銀の経済計画を貨幣の発行量調整に集約。その他を自由経済にするとよいという方針
③GAFAの独占が自由市場を壊した上、人道的にも危ないほど巨大化していると警告。ホスキンソン氏が登場し、発行量がイジれない暗号通貨が紹介される。
④自由市場に任せるハイエク主義はチンパンと学者が批判、リーマンショックはそういうバカげた自由主義のせいという暗喩が。そして政府の介入の重要性がケインズの像と一緒にちらつかされる。
⑤ビットコイナーのおじさんが反論、あのリーマンあたりバブルは政府が中途半端に債権を保証してたから生まれた。余計なことするなと批判。
⑥ハイエク主義者の学者が、そもそもハイエクが提唱したいのは政府からの自由と人権であり、経済の良し悪しより深いレベルの自由を唱えているのだと締めくくる。ハイエクは新自由主義と呼ばれるが、語弊があり、自由主義と呼んで欲しいとも。皆格差と不幸はイコールだと思っているが、そうではなく、市場がつくる格差が最低水準さえも引き上げることができるかもとも言及。
さて、大きな政府 vs 小さな政府(新自由主義)、という構図でしたが、新自由主義って結局なんでしょう?
究極の新自由主義とは医師免許すら存在せず、誰でも医師になれて各々が良し悪しを判断すればよいというレベルのもの。簡単に言えば自己責任の世界ですね。この自己責任度合いは暗号通貨に通じるものがあり、それは通貨すら自分で責任を持てという話ですね。責任とは、発行量とコストや価値を洞察して自分で判断ミスをするなという話です。
基本的に分業と適材適所がこの世では進められていますが、そう思って金融をお任せしていたら、どうも人を不幸にするシステムになってしまったのではないかというのが、テックによる金融改革、クリプトの原点なのではとは思います。ビットコインの最初のブロックにもほのめかされているように。まーラーメン屋でバイトしたらラーメンちょっとつまみ食いできそうですが、金融機関で働いてる人ってお金つまみ食いできるんじゃない?って話かもしれません。
!???ブロックチェーンエンジニアってそういうモチベでやって来てるかって話したほうがいいんですか!?いや、そういうモチベの人ホントに少ないですね。
さて、個人的には実はここ5年ほど、新自由主義がどう進むのかに興味があります。非常に人聞きが悪い事は承知ですが、これが資本と人材がグルグルまわしピンチとチャンスを増やし、社会を面白くしていくのです。(あ、別に医師免許制度はあるほうがいいと思いますよ。程度の問題です。)
例えば、ブロックチェーン界隈でエンジニアは、転職するとそれが記事になったり年棒がニュースになったりして、コミュニテイの話題になります。どこかサッカー選手の移籍のような印象です。
じゃーなんで、新自由主義ってウケがわるいんだよ?って話ですが、やはり失業者が増えた(ピンチが増えた)ことと格差が理不尽に増えたことが原因かなと推察しています。
これは新自由主義政策が始まったレーガン政権で、トリクルダウン理論というのが採用されたことに起因していて、大企業を優遇すれば、国民全員に富が滴り落ちる(トリクルダウンする)というもの。そしたら、大企業は散々優遇された挙句の果てに、海外タックスヘイブンを使った節税スキームで全く国内にお金を落とさなかったわけです。パナマの子会社にゴミみたいな知的財産作らせて、その知的財産を意味不明な天文学的価格で買い取って売上0にしたりするらしいですね。今から見ると全部前澤さんに税金集めれば全部配ってくれるんじゃね?くらい乱暴な理論ですが、当時の人は大真面目ですから面白いです。
個人的に思うことですが、新自由主義は別に自由市場を破壊する独占を許すアナーキズムじゃないんですよね。独占禁止法で自由市場の破壊は許さないのが新自由主義です。アンチ政府介入ですが、アンチ法治国家のチンパニズムとは全く違います。ですからGAFAを放っとくのは自由でも何でもないと思いますし、もしGoogleが他の検索エンジンへのリンクを排除し始めたら明確に独禁法に違反し裁かれるはずです。
今政府がグローバル企業あるいは政府とベッタリの企業の独占禁止やその他の不公平を裁けない状況にあると思いますし、実は新自由主義は完成していなのではないかと思います。このルールをブロックチェーンのプロトコルへの移行により改善されるのでは?と期待するようになりました。おそらく、仮想通貨の世界はより凶暴で機会公平な新自由主義の世界になるのではと。
ALISが独占したらdisるのかって?いや、友達多いし、たぶん応援しますよ。(みんなこうだから世界は悪くなってくんだろうな。。。)