本当は「介護の社会化とタブレットのフィルム貼り付けサービス」とかそういう話をしたかったのですが、福祉人としてどうしてもお話したいことがあります。
勝手に引用させていただきました。恐れていたことが現実になってきて、加速しています。
私が働いている病院でも、ちらほらとコロナ疑いの患者さんが来られるようになっています。
医療崩壊など、課題はたくさんあります。目に見えない敵と戦ってるのは我々医療職(社会福祉士だけど)だけでなく全世界です。
不安なのは分かります。分からないことが多いことも分かります。ですが、分からないことを分からないまま、分かろうともせず攻撃するのは、やはり違います。絶対にあってはならないことです。
とある訪問看護師は、市民の方からクレームを受けたようです。「看護師が街中をうろつくな!コロナをばら撒くな!」と。
訪問看護は病院やクリニックが運営してるところもありますが、訪問看護だけで事務所を構えてるところもあります。看護師=病院ではないんです。
看護師というだけでバイ菌扱いです。しかも利用者の命を繋ぐために24時間365日駆け付ける体制を整えているのに。
病院のスタッフは利用お断りの店なんかもあります。普通にあります。
私は幸いにもそのような目に遭ってはいませんが、実際に経験した人の話を聞きました。
医療職が偉いとは言いません。仕事に貴賤はありません。ですが、あなたたちが必死に恐れてるものに対して最前線で立ち向かっている人に向かってその態度は何なのか。自衛隊を人殺し扱いするのと何ら変わりはないじゃないか。
コロナに対して正しく恐れて欲しい。コロナに対して戦ってる人たちに労いを掛けて欲しい。
バイ菌扱いしてる相手のお世話になるのは、明日かも知れないんだよ。コロナだけじゃなくてね。
ワニだって100日後には死にました。死は大袈裟かも知れないけど、次の日、次の瞬間に何が起きるかは分かりません。
相手の立場に立った、優しさと思いやりがみんなに溢れると良いな、なんてキモいこと、たまに真剣に考えます。