
花盛りの季節が終わり、お次は芽吹き。
山へ入るとみずみずしい緑色の木の芽や葉が楽しめる。
地面の茶色や木の幹の灰色が緑を引き立てている。

わさびが自制している秘密のポイント。
根っこのわさびを抜いてしまうと、先々わさびが少なくなってしまうため、こちらのポイントは、大きく育ったわさびの茎から葉にかけてを選んで、茎の付け根から切って収穫する。

ワサビの葉の緑も良い。
周囲に杉の枯れ葉がたくさんある。
こちらのポイントは杉林の中の一角の沼のような水場。
あまり日当たりが良くない場所。


必要な分だけを収穫。

自宅に帰り、庭の水道でわさびの葉と茎をきれいに洗い、ある程度水を切り適当な長さにカットして、ボールに入れ、塩と砂糖少々を軽く振り、手でもみ、わさびを怒らせて、辛味を引き出す。
10分程度放置して、
沸騰したお湯をかけ、熱がある程度冷めてから、汁ごと瓶詰めにして冷蔵庫へ保管。そうすることにより、半年以上、ある程度の辛みを維持したまま保存することができる。
食べる際には小鉢に移し水を切り、鰹節と醤油をかけて、ご飯や酒のつまみにして食べるのが自分流。

まだしばらくの間、山菜がたくさん取れる時期となるが、周りの木々の緑を感じながら、自分の好きなことをできることに感謝。

長年かけて冒険し続けている山。
常に違う世界を見せてくれる身近な山を満喫できた。
人間社会の関わり合いも楽しいが、少し山に入って、静かな場所で自然と共に過ごす。時間も自分にとっては大切な時。
その時をこれからも大切に感じれたら良いと思った。












