２０２２年までに消える職業１０選【介護職が生き残る確率〇〇％】

【ボクナビ】ぼくらの学び
2019/01/23 04:04

リアルで介護教員をやっているものです。

今回は、２０２２年までに消える職業１０選。そして、介護職が生き残る確率はどのくらいなのか？というテーマで記事を書かせてもらいたいと思います。

参考記事：https://www.weforum.org/agenda/2019/01/ai-is-changing-the-way-we-recruit

【記事を読んで得られること】

・２０２２年までに消える可能性のある職業の予想を知ることができる

・人間にしか出来ない仕事の優位性について知ることができる

・介護職が生き残る可能性とその条件について知ることができる

表の解説

Top 10 Emerging ＝【これから成長していく仕事を表しています】

Top 10 Declining ＝【減少していく仕事を表しています】

２０２２年までに減少していく仕事トップ１０

１、データ入力担当者

２、経理・簿記および給与計算担当者

３、秘書的業務

４、組立等の工場労働者

５、顧客情報とカスタマーサービス担当者

６、中間管理職

７、会計士とその補助業務

８、在庫管理担当者

９、ゼネラルマネージャー

１０、郵便業務

こんな具合になっております。

上記の職業について調べてもらえればわかりますが、すでにＡＩやロボットの導入が進みつつある状況であります。

何千ものロボットが食料品を詰める倉庫の実態(動画：約３分)

ＡＩによって全てのロボットのオペレーションが管理されています。

この工場での人間の役割は、「ロボットが正常に動作しているかチェックする」たったそれだけです。

このようにして、ＡＩやロボットと共存する社会がすでにやってきているのです。

ＡＩやロボットの導入によって、工場で働く人達はいったいどうなるのでしょう？？

大規模リストラ時代の到来です

パナソニックの大規模リストラを思い出してください。

２０１０年３月期から２０１５年３月期に至るまで、連結ベースで１３万人もの従業員がリストラに合いました。

リストラの要因は、主として経営不振による理由でしたが、これからのリストラは少し様相が違います。

会社の経営を安定させ、生産性を向上させるためのリストラです。

年中無休で休みなく働き続けるロボットたちは、人間のような思い違い等によるケアレスミスを犯すことはまずありません。

特に情報処理や単純作業的な仕事において、人間の労働力は手も足も出ません。

よって、これからは会社の規模を縮小させ、人件費を抑えるためのリストラではなく、会社が繁栄するためのポジティブなリストラ活動が行なわれるのです。

人間にしか出来ない仕事の優位性

ＡＩとロボットたちは、我々にとって敵なのでしょうか？

それとも、味方なのでしょうか？

その答えは、時間が証明することでしょう。

しかし、これから必ず到来するＡＩ・ロボット時代を指をくわえて待つことが賢明な判断とは言えません。

もし、ご自身の仕事が将来、ＡＩやロボットに代替される可能性を感じるのなら、今のうちに準備を進めておきましょう。

きっとその行動は無駄にはならないはずです。

介護職が生き残る可能性は１００％であると断言する！

ただし、条件つきです。

「高い倫理観をもち、人間にしか出来ない介護サービスを提供できる人材だけが生き残れます。」

これから国によって介護ロボットなどのテクノロジーの導入が推進されていくことは確実です。

例えば、前回こちらの記事でご紹介した高性能の介護ロボットは介護職員の業務を部分的に担うことが可能となります。

これから、移乗や移動介助においても機械化されていく可能性は多いにありますので、作業的な介助行為しか出来ないような能のない介護職は淘汰されていくことが予想されます。

今はまだ介護職の人手不足によって、いかに効率的にスピード感をもって介護サービスを提供するかに意識が向きがちです。

おむつ交換が手早く行なえる、

移乗介助が手早く行なえる、

入浴介助が手早く行なえる・・・等。

「限られた時間の中でどれだけの量をこなすか」ということが評価の対象になっている介護施設も多く見受けられます。

そして、スピードを重視するあまり、利用者の思いや気持ちに寄り添うことができないような職員が量産されている現状もあります。

しかし、そのような職員は、将来的に全く役に立たなくなる可能性があるというのが私の持論です。

みなさんはどう思いますか？

ご自身の親、または配偶者をまるで物のように扱われたいと思いますか？

良ければコメント欄に意見をください。

【さいごに】

介護業界はさまざまな問題が山積みで、どこから手をつけてよいかわからないような現状ではありますが、高齢社会の問題は日本の問題であり、日本に住む人すべての人に関わることなのは間違いありません。

現在、介護に興味のある方もない方も、ぜひ一緒に考えていっていただけると幸いです。

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