どうも、リアルで介護教員をやっているものです。
【ボクナビ】というyoutubeチャンネルの運営もはじめました。
ツイッターを見ていると、こんな記事が流れてきました。
▲こちらスイスのニュース記事を翻訳したものです。
ウニアは老人ホームなど介護施設で長期にわたり働く介護士およそ1200人にアンケートを実施。47%が「おそらく定年までこの職を続けない」、34%が「(いつまで続けるか)分からない」と答える「憂慮すべき」結果となった。慢性疲労を抱えたり燃え尽き症候群に陥ったりする人は86%にのぼる。
主な理由としてスタッフ不足などの労働環境や健康問題、仕事上の身体・精神的ストレスが挙げられた。ウニアは記者発表で「回答者は30歳代以下が多く、この職に就いたばかりだ」と強調した。
総合して、87%は本来任務に十分な時間を充てられないと感じている。ある若い介護職員はドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)の番組他のサイトへ内で、この職業を続けたいとしながらも、事務処理作業が増えていることを明かした。
改善策は
ウニアは介護職の魅力を引き上げるために、スタッフの増員や労働条件の改善を訴える。ウニア介護部門の責任者サミュエル・ブーリ氏は「給料の引き上げ、シフト制の改善が必要だが、それには介護職や老人ホーム、介護施設など介護事業への財政支援を増やさなければならない」と話した。
スイス州健康局長会議他のサイトへの副議長を務めるザンクト・ガレン州保険局のハイディ・ハンゼルマン局長はSRFの同番組で、回答者の6割以上が30歳未満だと説明した。企業はより現代に合った魅力的な労働条件を提供し、家庭と仕事を両立できるようにするべきだが、そうできている企業は多くないと話した。
スイス中央部オプヴァルデン準州エンゲルベルクにある老人ホームの院長はSRFの番組で、同州では適切な財政支援のおかげで十分な職員を確保できると述べた。一方で支援が足りずコストカットを迫られ、職員を削減するという悪循環から抜け出せない施設も知っていると話した。引用:https://www.swissinfo.ch/jpn/重労働_
上記の記事は、スイスの話ではあるものの、日本でも同じようなことが起きています。
おそらく、現場で働く日本人介護職の多くはこの記事に同調すると思います。
現時点ではたしかに、介護現場は重労働です。
しかし、これから10年、20年経った頃、今と全く同じような重労働の介護をしていると思いますか?
私はそうは思いません。
20XX年。AIは技術的特異点(シンギュラリティ)を迎え、人類の全知能を総動員しても、AIに適わない時代が訪れます。
テクノロジーの進化によって、我々が想像するはるか上の次元まで人類を押し上げていくことでしょう。
100年前の人々が、現代に降り立ったとしたら我々はみんな魔法使いです。
それと同じように、数十年先の未来は我々の常識を超えるような「魔法の世界」が展開されていることでしょう。
「定年退職まで働けない?」だからなんだと言うのでしょうか?
定年退職まで働くことを前提に考えているから将来に悲観するのです。
こちらの記事でも書いたように「パラレルキャリア」と言う考え方もあります。
生活のために働くのか、人生をより豊かにするために働くのか。
それさえも選択できる時代がやってきているのです。
行動するかしないかはあなた次第です。
ハッキリ言って未来のことは誰にもわかりません。
ですが、未来に希望を馳せることはできます。
あまりにも将来に対して悲観的な人が多いように感じてならないため、苦言を呈してみました。
私は「今」と向き合うことがもっとも大切だと思っています。
未来に想いを馳せながら「今」この瞬間を全力で生きる。
そんな前向きな人たちが増えれば社会は変われる。そう信じて。。。
やはり、介護職を救う切り札となるのはテクノロジーなのです。
スマート介護士とは、介護ロボット・センサー機器を効果的に活用して、介護の質の向上と介護業務の効率化できる、これからの時代をリードしていく介護士です。
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〇御幣があってはいけないので一応補足しておきますが、介護は「人と人を介して行なうべきもの」というのが原則です。ただ、下の動画にありますように、将来的に人類はサイボーグ化していくというのが、テクノロジー分野の研究者の間では割と現実的なラインとして考えられつつあります。
こちらの記事でも書きましたが、国も高齢者の自立支援にテクノロジーの活用を施策として取り組み始めており、それが実用化され始めれば、介護職の人手不足も幾分か解消されることでしょう。
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